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 こんばんは。


 昨日はあまりにもよくなくて負けた阪神でしたが、今日はよいところがたくさん出てきて勝ちました。

 今日の勝利の立役者は、なんといっても完投した高橋さんでしょう。
 113球無四球14奪三振1失点というほぼ完璧に近い内容で勝利を飾れたのは、まさに将来のエースとして期待される存在としては十分すぎる成績だったと思います。
 今日の高橋さんについて驚くべきこととしては、これまで左の速球は出会ったにもかかわらず、今日は打って変わっての軟投派として投げきっており、誰かが井川さんの再来とか、左で投げる秋山さんという表現を使った点についてはまさに言い得て妙という感じがしました。
 どこで身につけたのか、非常に幅のある投球をしていたと思われ、それでも面白いくらいの空振りをとれる様は、相手打者にしてみると非常にやりづらい相手ではないでしょうか。
 今後どのようなスタイルで行くのかはわかりませんが、ただでさえ攻略が難しい逸材であるにもかかわらず、さらにいろいろなパターンが加わったとなれば、まさにエースに成長してくれるかと今後が大いに期待されます。

 また、打つ方は、大山さんが猛打賞だけでなくホームランを打ってくれました。
 大山さんは今後が期待される存在ではありましたが、今年に入って本当に長打力が増してきました。
 要求する点は多いのですが、それでもこれだけ活躍してくれるようになると、将来の主砲になってくれると期待せざるを得ません。
 これまでの阪神は、4番を外国人選手に頼っていましたが、もしもここで4番になり得る選手が育ってくれれば打線に軸が生まれますし、今後チーム運営がしやすくなることでしょう。

 近本さんも猛打賞を打ってくれまして、2年目のジンクスなど感じさせない活躍をしてくれています。

 一方北條さんは今日は5打数無安打ということで、物足りなさを感じるものの、皆が打てている試合で打てなくてもチャンスで打ってくれればいいですから、私はこれについてどうこう言いません。


 今日の試合で話題に上がっていたのは、8回の高橋さんの打撃です。
 阪神は、8回に5点差で勝っていた場面で打席には完投を目指す投手高橋さんが入ったわけですが、そこでヒッティングにいかせた采配について解説の岡田さんがもの申していたというものでした。
 高橋さんはきちんと振りに行っただけでなく、塁に出た後は走者として全力疾走で3塁を目指しておりました。
 これは野球選手としては褒められるべき態度ではありますが、一方で打席や走塁で怪我をしたりスタミナを使い果たしてしまって投球に影響が出たりする危険な行為だと思います。
 しかも、点差を見れば、高橋さんがリスクを冒さずとも勝てる可能性が高いわけで、そこでそのリスクをとる意味があるのかと考える岡田さんの考えは非常に合理的だと思います。

 個人的には岡田さんの考えを支持したいところです。
 確かに、結果的に高橋さんは9回を完璧な投球で乗り切りましたが、それは結果の話であり、勝利のためや選手生命を考えたときにリスクを冒すべき場面とそうでない場面については切り分けて考えるべきではと思いました。
 一観客として球場で見ていたとすれば、手抜きの打席を見せられたら残念に思う可能性は高いと思うものの、これで調子を崩して9回に交代するなどとなればより残念に思うと思いました。
 首脳陣はどういった意図で高橋さんにヒッティングの選択をさせたのかはわかりません。観客に見せるためには全力プレーをすべきと考えたのであれば、それを責められないかもしれませんが、それでもマネジメントはもう少し考えてほしいとも思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:58

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