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 こんばんは。


 先日トライアウトを受けた新庄さんですが、今日までオファーがなくNPB復帰を断念したということでした。

 新庄さんは、トライアウトでタイムリーヒット1本を打ったということで、どこかの球団がオファーを出すかもしれないという話もあったのですが、結局それがなかったということで終わりました。
 新庄さんとしては、今日までにオファーがなければ野球を終えると断言しており、それを実行した形でした。

 人気や興行であることを考えると、新庄さん獲得は有意な判断だと思います。
 久々に復帰の話が出てくるだけで盛り上がりますし、注目度も違いましたから、もしも48歳現役復帰となれば観客増員が見込めたり、グッズも売れたりすると思われ、年俸以上に経済効果をもたらすことはほぼ間違いなかったのではないかと思います。

 一方、戦力的な意味としては、なかなか難しかったと思います。
 48歳という年齢を考えると、伸びしろはなかなか見いだしがたいですし、けがも心配されますので、仮に獲得してもどれだけの試合に出せるのだろうかとは思います。
 また、タイムリーを打ったヒットを見ても、スイングにキレが乏しいように思われ、センスと経験によってある程度対応ができたとしても対応されてしまえば限界を迎えてしまうようにも思われます。
 各球団ともに若手育成は課題でしょうが、新庄さんを獲得することでその枠を一つ使ってしまうことは各球団にとっても難しいと判断したのかもしれません。

 加えて、プロ野球というもののレベルを考えた場合、例えば甲子園である程度活躍したとしてもドラフトで声がかからないという大変シビアな世界であり、そこにかつてスターとして活躍したとしても現在のスイングの状況などを見て新庄さんを獲得するとなれば、ギリギリのレベルでプロになれなかった選手たちに対してどう考えるべきかという問題もあるかもしれません。

 個人的には、新庄さんが再度プロ野球に出てきてくれたら、コロナの状況さえましになれば一度は見に行きたいと思うところはあります。
 かつて阪神暗黒時代に野村監督と仲よさそうにしていた、敬遠球をサヨナラタイムリーにしてしまった新庄さんをもう一度グラウンドで見られるならば見てみたいという気持ちは大いにあります。
 ですが、せめてあと5年前であれば、今の福留さんと同じ年齢ですし、本気でトレーニングをした天才の現役復帰はあり得たのかもしれませんが、48歳はさすがに難しいということでしょう。
 大変残念ではあるものの、やむを得ないというのが私の思いです。


 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:45

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