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 こんばんは。


 政府は、この夏の節電を呼びかけておりますが、その中で節電に
ポイントを付ける案を出しており、その概要が今日明らかになりました。

 東京電力の場合は、専用ホームページから、スマートメーターが設置されたユーザーが参加を申し込むと、メールで節電対象時間帯が届くそうです。
 そして、節電チャレンジを実施すると、節電量に応じてポイントを獲得するということになるということです。
 ポイントについては、節電量1キロワット当たり5ポイントとなるということで、一契約当たり上限1500ポイントということです。
 そのポイントはTポイントやナナコポイント等に交換できるということです。

 この概要を見ていて、正直言って面倒くさい割には見返りが少なく、この制度があるからといって積極的に節電に協力しようというモチベーションは上がらないと思いました。
 国民全体に節電をお願いするというのであれば、申込等がなくても節電をすれば当然に何らかの見返りがあるような制度であるべきかと思いますが、そもそも入り口がホームページからの申込という時点でどれだけの人がやるのかと疑問です。

 この協力によって大きなアドバンテージがあるならばともかく、1キロワット当たり5ポイントということになると、ほとんどポイントが付与されないことが見込まれます。

 また、相当努力して節電しても1500ポイントが上限ですから、だったら例年通りの生活で良いかと思う人が多いのではないでしょうか。
 さらに、ポイント付与というのもどうなのでしょうか。一般的には、電気料金値引き、減税、現金での還元だとやる気が出そうですが、別のポイントに交換というのが面倒なばかりか用途が限定されるわけで、使いづらいという強い印象を持ちます。
 そればかりか、このポイントを導入するに当たって、各ポイントと連携することになるわけで、その点に関し生じるコストや手間などが意味があるのかと甚だ疑問を感じます。

 加えて、スマートメーター導入が前提ですが、どれだけ設置されているのかという問題もあると思います。
 こういった制度を導入するのであれば、平等でなければならないと思われるものの、その点から制度設計に問題があるのではと思います。
 これからスマートメーターを導入するにしても、人件費の問題や半導体不足の問題もあるでしょうし、なかなか満遍なく巡らせることは難しいでしょう。


 総じて見るに、節電を促す政策としては効果が乏しいことが見込まれるように思われ、誰が考えたのだろうかと疑問に思いました。
 参院選を前にして早期に制度を示そうという考えの下でこれを示したのかもしれませんが、やってる感も感じがたく、逆効果ではというように思えます。
 まさかこれが節電の切り札ではないと思いますが、どのような施策を考えているのか、見せてもらいたいものです。


 今日の阪神ですが、せっかく食らいついて延長戦にたどり着き、点まで取ったにもかかわらず、アルカンタラさんが2被弾で終わりました。
 アルカンタラさんは悪くないと思っていたものの、2被弾ではさすがに抑え失格といわざるを得ないでしょう。
 今日は、いつもよりも打線が奮起していましたし、まさにアルカンタラさんで負けた試合だというべきだと思います。
 打たれた球はいずれもストレートでしたが、これだけ打たれたということは見切られてしまったのかもしれません。
 いずれにせよ、アルカンタラさんは抑えから外さざるを得ないと思われ、岩崎さんが早期に帰ってきてくれることは切望するしかないと思います。

 しかし、今季は広島さんには勝てません。
 このカードで勝ち越しができれば3位を保持できるところでしたが、それどころかこういった形で広島さんに競り負けるのであればおそらくAクラスは無理だろうと思います。
 無意味に苦手意識を持ってしまうとシーズン終わりまで引っ張ってしまい、勝負所で勝ちきれなくなりますから、明日はどんなことをしてでも広島さんに勝たねばならないと思います。
 首脳陣の采配については、高山さんが3打席も登場するなど疑問を感じる点もありましたが、明日の采配は勝つ采配を見せて欲しいです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:35

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