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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、強制執行の対象となる車を解体して強制執行を妨害したとしてバングラデシュ人の男が逮捕されたというものがあったので、取り上げてみました。

 警察によると、男は、信販会社が所有する乗用車を、会社から引き渡すように求められたにもかかわらず拒否し、車を解体して強制執行を妨害したということで、強制執行妨害目的財産損壊等という犯罪の疑いで逮捕したということでした。
 男は、購入者においてローンの支払いが滞った車を、強制執行がされる前に購入者から格安で買取、解体して輸出して利益を上げていたとみられるということです。
 こういった車は全国で350台ほどあるそうですが、そのうち200台以上に男が関与しているとみられているということです。

 この罪名はなかなか見ないものではあるのですが、まさに本件のような案件のために設けられたものだと思います。
 本件は、車をローンで購入する際に所有者をローン会社名義とするいわゆる所有権留保がなされていたところで、支払が滞ったということですから、単純にローン会社が引き上げて売却するべきところだったと思います。
 購入者は、ローンの支払いが滞る事態に陥ったわけですから、金銭的に非常に困っているということで、少しでもお金を捻出しようと考え、ローン会社のものであるにもかかわらず、男に車を売って金を手に入れたということなのでしょう。
 こういった案件は聞いたことはあったのですが、事件化された様を見るのは初めてだと思います。

 記事によれば、男は認否を明らかにしていないようですが、仮に否認していたとしても、200件以上に関与していた相応の証拠があるのであれば、本件以外のところから証拠が上がってくるように思います。
 また、こういった所有権留保で支払が滞った事態を専門に取り扱うというのであれば、そういった道に対応をするような広報活動をしていたと思うのですが、男がいた場所から遠方のこういった問題のある車を買い取っていたということがあれば、なぜ購入に至ったのかという経緯を辿ることで真相が明らかになりそうに思います。
 さらに、売却元となった車の購入者に対する取り調べも行われると思われ、そういったところからの情報や、男に対する車の売却代金が振込であれば銀行の履歴等からも立証手段はありそうに思います。

 一方、所有権留保の車両を売却した側の購入者ですが、こちらも犯罪が成立すると思います。
 そのため、これまでこういった車を売却していた人たちは、男の犯罪の裏付け捜査を受けるだけでなく、自身も被疑者として取り調べを受けることになると思います。
 売却した者達は、負債に苦しむ生活をしていたと思いますが、今後は借金問題のほか刑事事件についても考えなければならないかも知れず、やはりやってはいけないことに手を付けてはいけないということだろうと思います。


 今日の阪神は、目も当てられない大敗をしました。
 昨日はあと1球から負けましたが、ほどほどにいい試合をしていました。しかし、今日は見に行った観客が気の毒になるような試合だったと思います。

 阪神の交流戦は負け越しで終わり、チーム状態も低迷するという酷い状態に陥りましたが、振り返ればロッテ戦での采配ミスによる延長戦での投手の酷使がこの原因だったと思います。
 特に、湯浅さんの状態がよくないにもかかわらず、形にこだわって起用し続けて勝ち試合を落としたことも問題だったと思いました。
 交流戦前の岡田采配は結構当たっていたときもあったので、私はこのままでいけばと思っていたのですが、一つの采配ミスからチーム状態が壊れてしまって、未だ立て直せていないということだろうと思います。
 阪神としては今後チームの立て直しが第一ですが、打線は近本さん、投手は中継ぎ投手陣の整備が課題でしょうか。
 このままでは横浜さんに食われかねませんから、今であればまだ間に合うと思うので、危機意識を強く持って対処してもらいたいと思います。



 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:01

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