こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、受験生が、入試中に、入試問題をスマートグラスで撮影してSNSに流出させたというものがあったので、取り上げてみました。
警察によると、当時高3だったこの受験生は今年2月に行われた大学入試で、問題用紙をスマートグラスで撮影した上で、外部の人から回答を得る目的でスマホからSNSに送信して複数の人が見られる状態にしたということで、偽計業務妨害の疑いで捜査しているということでした。
事件は、SNSを見て試験問題の流出に気づいた人が大学に情報提供したことで発覚したということでした。
そして、大学において、この受験生が別の学部の試験に訪れた際にもスマートグラスを着用しているところを確認して、警察に相談したということでした。
この受験生は、外部の人が書き込んだ答えを元に解答用紙に記入したものの、入試は不合格だったということでした。
受験生は、調べに対し、容疑を認めた上で、共通テストの結果が悪く、志望の国立大に落ちて不安だったので不正を思いついたと話しているということです。
警察は近日中に書類送検する方針ということです。
この手の事件は、時々耳にしますが、最も記憶に残っているのは京大の入試でスマホからヤフー知恵袋に質問を出した事件でしょうか。
あの事件は、当時大きく騒ぎになりましたが、そこからまもなく3.11が発生して、それ以後ほとんど言及されなくなったと思います。
その後も、しばしば耳にするもので、記事によれば、一昨年のセンター試験でスマホで問題を撮影して解答を問い合わせたり、留学生向けの入試でカメラで問題用紙を撮影して手助けをお願いした人に依頼したという件であったり、まま発生するようです。
容疑はいずれも偽計業務妨害罪で、少年であれば保護観察処分等、留学生の事案では逮捕された上で執行猶予付き有罪判決が下されるなどしておりました。
このように、発覚すれば相応の罰や処分がなされる傾向のものであり、かつ入試も受けられなくなるなどの問題もあるでしょうから、リスクを冒すに釣り合うメリットが見いだせるかということになるのでしょうか。
他方、昔に比べてカメラ等の性能や小型化は著しく進化し、かつてのスマートグラスは一見して明らかだったところが、近年はまあまあ普通のメガネと変わらない外見に見えるものまでできており、今後より手口は巧妙になっていくようにも思えます。
カンニングは小学生の頃から誰もが一度は頭をよぎるものではあるものの、それが手段として実現できそうだと思うのであれば、リスクが小さいと見込んで手を出してしまうのかも知れません。
特に、近年のAIの進歩はたいしたものですし、デバイスが目立たないだけでなく、誰かに依頼することなくAIとの対話で完結できてしまうとすれば、今回のように外部者からの通報による発覚のリスクは低くなって、より手を出す人間が出かねないのではと危惧もされます。
方法論としては、メガネのチェックがあるかもしれませんが、最近のメガネでは試験官がチェックしても見抜けるかわかりませんし、あまり有効な手段ではないようにも思います。
そうなると、試験会場に電波が届かないようにする装置を設置することが最も有効な手段だとは思いますが、この点は電波法との兼ね合い等をクリアする必要がありそうです。
いずれにせよ、公正な試験を実施するためにはこの手の対策は早々に実施しなければならないと思いますので、今後の対応に注目したいところです。
今日の阪神ですが、かなりしんどい延長戦までもつれ込んだ試合をものにできました。
最終的には、ここぞという場面で決めてくれた近本さん、最後の最後によく抑えてくれた岩崎さんに最敬礼ということになるでしょうか。
かなり疲れる試合だったものの、昨日酷い負け方をしましたから、今日はどんな形でも勝ちという結果が必要だった日であり、今日負ければずるずる引き釣りそうだったので、私としてはこの結果には満足しています。
裏番組の読売も勝利し、順位は変わりませんでしたが、それでもトップの側も0.5差で張り付かれることは嫌なものですから、離されなかったのは非常によいことと思っています。
昨日やらかした佐藤さんは2軍落ちになりました。
私としては、この機会に一つ一つのプレーを丁寧にする癖を身につけてもらえないかと思います。
佐藤さんの昨日のエラーですが、捕球前に走者を見ている場面があり、それが捕球ミスにつながったと思われます。
こうした基本に忠実ではないプレーが佐藤さんにはまま見受けられますが、車の運転と同じく慣れている人こそ雑になってしまいガチな部分があるのだろうと思われ、それが佐藤さんにはよく見られるような気がします。
私としては、佐藤さんがもっと丁寧に、基本に忠実なプレーをする癖を付けてくれれば随分変わってくるように思うので、ここはコーチの指導が大きく影響すると思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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