こんばんは。
今日は,角田氏が亡くなられたこと,北朝鮮の衛星打ち上げ,大阪高裁の舞鶴女性高生殺人事件の無罪判決など話題の大変多い日でしたが,今日は敢えてこれらの件には触れず,モナリザモデルの顔面復元のニュースを取り上げたいと思います。
これはレオナルド・ダビンチの世界的名画であるモナリザの謎を解明するため,モデルとなったとされる女性の遺体を発掘し,その顔面を復元しようというプロジェクトがイタリアで進められているというものです。
モナリザは,豪商ジョコンドの妻であるリザさんがモデルであるとする説が有力ですが,その遺体はフィレンツェの女子修道院跡にある古い建物に保管されているそうです。
この建物に保管された遺体は,アルミホイルに包まれて密閉容器に入れられ,整理棚に積み重ねられた状態であるということです。
その遺体を調査隊が1体ずつ取り出して調べた結果,その女性のものと思われる頭蓋骨の断片を発見し,現在DNA鑑定を進めているところということです。
そして,もしそれが本人の遺体と確認できれば,頭蓋骨の断片を組み合わせ,顔面をほぼ正確に復元できるそうです。ただ,DNA鑑定後に顔面の復元までは数ヶ月かかるそうです。
そうなれば,上記のモナリザのモデルが誰かという美術史上の謎が解明されるということです。
私のような俗物にしてみれば,美術といえば漫画ギャラリーフェイクということになるのですが,ギャラリーフェイクではモナリザがそれなりに物語の重要な地位を占め,そういえば漫画内でもモナリザモデル論争が話題になっていたと思い出しました。
そして,誰がモデルであったかという点はそれなりに興味をそそられる話であることも何となく理解できるところです。
しかし,安らかに眠っている遺体を掘り起こしてまでこの謎は解明されなければならないのだろうかという疑問も同時に生じました。
私の個人的な意見としては,謎というのは謎のままだから後生まで楽しめるという側面があるでしょうし,それを暴いてしまった時実はそんなに面白いものではなかったと興ざめする展開を迎えることも少なくないと思います。
確かに,世界中が長きにわたって注目してきたことですから,それを解明できる技術があるのに敢えてしないというのはということもあるでしょう。
でも,それを敢えて分からないままにするロマンというものもあるのではないのかなと思わされました。
今日のニュースを見ていたら,阪神の公認応援団を名乗る団体が,金本先生らが来場してサイン会,写真撮影会を行う有料パーティを開催するという触れ込みで宣伝をしているものの,そのようなことはないと金本先生自らが注意喚起をされたというものを見ました。
今は,その応援団も撤回の情報を流しているそうですが,私の敬愛して止まない金本先生を利用するとはまったくけしからん話であると思います。
そんなことができるのであれば,私だって金本先生がやってくる何かしらのキャンペーンを宣伝するという夢を描いて…などと思ってしまうところで,人気者の先生方がそんな容易に動き回れるはずもないのですから,それを利用してファンをぬか喜びさせた罪は極めて重いと思います。
私の個人的な感情が入りまくっておりますが,あらゆるところから極めて重たい処分を下して頂くことを切に願っております。
また思いついたら書きます。ではでは。