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2012.12.19 Wednesday
 こんばんは。

 今日のニュースをみていたら,ロシアで象が極寒の中命拾いをしたというものがありました。
 ロシアで,サーカス団の大型トラックが移動中に火災になり,象2頭が零下35度の路上に放り出されてしまいました。
 象は,40歳代の雌で,体重は5トン前後だそうです。
 極寒の中,約40分も路上に立たされ,耳や足が凍傷になり始めていたところ,寒さをしのげる場所に移されました。
 そして,2ケースのウォッカをお湯で割って飲ませたところ,生気を取り戻し,まるでジャングルに帰ったように元気よく吠え始めたということでした。
 その後,サーカス団はトラックの修理を終え,公演が予定されている町に向かったということでした。

 これを見て,象にウォッカを飲ませるなんて随分無茶をするなと思いましたが,それでもそれなりに効き目があるとすればやはり効果があるのかもしれないと思いました。
 アルコールによって毛細血管が拡張し,体の表面まで血液が流れるようになって体が温まるというメカニズムがあるようですが,それでもここまで効果があるとすれば,よくロシアの方がウォッカを好んで飲まれるということも頷ける気がします。

 ただ,私は不勉強でよく分からないのですが,動物にとって酒がどのくらい害悪になるのだろうかということは気になります。
 もし害悪になる場合,日本でそのようなことをすれば,動物愛護法違反などで場合によっては刑事罰の問題にもなりかねません。
 ですから,このニュースを見て,寒いところにいる動物にアルコールを飲ませることを軽々に判断するのは危険だと思いました(そんなことを思いつく方がいればですが。)。

 また,この件では,象が元気に吠え始めたということですが,もし暴れ始めたら止められなかったでしょうし,結果はよかったものの,危うい行為だと思いました。
 もし暴れ始めたら,多分人間の命を優先して象を制圧することになるのでしょうし,そうならなかったのは僥倖だったと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:20
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