こんばんは。
今日は衆院総選挙の投票日ということで,これからどのような結果になるのか注目したいところです。
私自身は,今日仕事をしていたため,既に数日前に期日前投票を済ませてしまっていたのですが,投票をしてこそより投票結果に関心を持てるというもので,もし政治に関心がないとすればまずは投票に行くと関心を持つきっかけになるのかなと思いました。
さて,今日取り上げるお話は,HIVウイルスが白血病の治療に用いられたというニュースです。
HIVウイルスといえば,悪名高いエイズの原因として大変有名ですが,これが治療に用いられたというのは何とも不思議な感じがします。
ある7歳の女の子は,血液のガンである白血病に苦しんでおり,化学療法も効きませんでした。
そこで,この女の子の体からT細胞を数百万個取り出し,それにガンと闘う為の遺伝子を挿入するのですが,その際に無効化されたHIVウイルスが使われるというのです。
そのT細胞を患者の血管に戻して,体内でガンと闘ってもらうのですが,その際に患者にはかなり大きな肉体的負担を負わせてしまうそうです。
この肉体的負担は激しい高熱や悪寒ということですが,これによって女の子はほとんど死にかけてしまったそうです。
しかし,これによって,女の子はガンを克服し,約7ヶ月経った今でもガンの症状がまったく出ていないそうです。
このような治療は大人の患者数人に対しても行われているそうで,結果は3人は白血病が完全に沈静化,4人は沈静化したものの完全ではなく,2人はまったく効果なしということでした。
また,別の患者に対する治療では,いったん改善したものの再発してしまったそうです。
この記事を見る限りでは,この治療法はまだまだ効果がどこまであるのかわからないものですし,いくら無効化しているとはいえHIVウイルスを用いるものである以上危険性もあるかもという恐怖感もあります。
しかし,白血病という難病に対して効果を発揮した事例があるというだけでも期待を持つことのできる,そんな治療法だと思います。
現時点の結果を見る限りでは過剰な期待を抱くことはまだ危険であると思いますが,それでも今後研究が進み白血病に対する治療法として確立してもらえたらと願ってやみません。
また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 |
ニュース | -
| - |
18:09