こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,アメリカでの銃の事件に関するものがありました。
アメリカでの銃の事件はたびたび聞くところですが,今回の事件の特殊なところは5歳児が自分の妹の2歳児を誤射したということ,そしてそこに使われた銃は子供用のライフルであったということです。
記事によれば,使われた銃は「マイ・ファースト・ライフル」というキャッチフレーズで子ども向けに売られている小型のもので,去年プレゼントされたものということでした。
5歳児は,この銃の扱いには手慣れていたそうで,部屋の片隅に置かれていたということでした。
アメリカでの銃に関する議論は賛否両論あり,私はここでのその点について触れるつもりはありません。
しかし,思慮分別が付いているとは思えない子どもがそのようなものに近づける環境は大いに問題であると思います。
特に,本件で使用された銃は子ども向けということで,子ども向けの銃を製造する理由は何なのだろうかと思わずにはいられません。
遊びであれば人を傷つける能力のないものにすべきでしょうが,もしかしたら子どもの頃から自衛させようという発想のものなのでしょうか。
そのような考えが誤っているのかはともかく,子どもの頃から自衛をしないといけない社会というのはどうなのだろうかというようにも思ってしまうところです。
今回の事件では,亡くなってしまった子どもはもちろんのこと,自分の妹を失ってしまった子どもも相当傷ついていることはいうまでもありません。
銃社会にするのであればこそ,その取扱についてはより慎重に考えるべきと思いました。
昨日中村紀洋さんが日米通算2000本安打を打ちましたが,中村さん自身はアメリカでの記録を計算せずに考えたいと仰られたそうです。
彼にとってのアメリカでの経験がどのようなものだったのかは分かりかねますが,記録だけを見る限りでは,キャンプ時に好調であったにもかかわらず試合に出られる機会はほとんどなかったという苦い思い出なのかもしれません。
彼は,色々な発言などが物議を醸してきた選手ではありますが,私は総じてその能力や生き様は非常にいいと思っています。
どこに行っても必ずそれなりの活躍をする,そんな彼の矜恃を見ていると彼はプロ野球選手だというように思います。
今シーズンも初めこそスタメンに名を連ねないこともありましたが,今は主力として活躍していますし,多分数日中に日本での記録のみでの2000本安打を達成されることでしょう。
その際には改めてお祝いさせて頂くべく,期待しております。
また思いついたら書きます。ではでは。