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2013.05.07 Tuesday
 こんばんは。

 今日の阪神読売戦は,昨日に引き続いて阪神が勝利を収めました。
 4月は読売が驚異的な強さを誇り,太刀打ちすることはなかなか難しいのではと思っていましたが,気づいたら3.5差ということで,まだ遠いとはいえ射程圏内に入ってきたように思います。

 今日の勝利は何といっても調子を上げてきた新井兄さんの活躍を抜きにしては語れないと思います。
 このところ打ってほしい時にホームランを打ってくれる好調ぶりを発揮してくれる試合が続いており,かつて他球団に脅威を抱かせた強打者が戻ってきたのかと期待していたところですが,まさか今日はホームランが2本も続くとは思いませんでした。
 確かに東京ドームの狭さやその湿度や気圧の低さゆえにホームランが出やすい状況が揃っていることは否定しませんが,今回のホームランをこの10年くらいずっと苦しめられている杉内さんから打ったというのが大変大きいことだと思います。
 今日の活躍のみで杉内さんの苦手意識がなくなるとは思いませんが,それでもそういった意識を払拭する一つのきっかけになったのではないかと思います。
 もちろん,今日の杉内さんはヒット4本ということで,やはりいい投手であると言わざるを得ないのですが,阪神の強打者が打ち砕いてくれたというのが印象が大変いいのだと思います。

 また,スタンリッジさんの活躍も大変すばらしかったです。
 上記のように,失投を投げたらホームランになりやすい東京ドームですから,今日の完封勝利はスタンリッジさんの出来がそれなりによかったということの証左だと思います。
 スタンリッジさんが踏ん張ってくれたおかげで,不調の中継ぎ陣を使わずにすんだということも,功績が大きいと考えます,

 さらに,今日は守備もいいプレーが連発されました。
 今日の完封勝利は,大和さん,西岡さんなどのファインプレーのおかげであると言っても過言ではないでしょう。
 元々の実力が好守備を支えていることはいうまでもないのですが,現在チームが好調子にあることもファインプレーが続くことの理由の一つであるとも思っています。
 もしこの好調子が理由であるとすれば,その原動力は打つ方の好調,すなわち新井兄さんの好調に起因しているのではないかと見ています。

 また新井兄さんの話に戻りますが,去年までチャンスに弱いと思われていた新井さんが今年はチャンスに強い打者として帰ってきました。
 その理由は私には分かりませんが,今シーズンの初めスタメンから外れて悔しい思いをしたものの,それを巻き返して活躍する姿には私も感嘆せざるを得ません。
 そのキャラクターゆえか,色々と言いたくなってしまうところはありますが,それでも活躍すると誰よりも嬉しく思えるのも事実です。
 好不調の波はこれから来ると思います。その際には,そのキャラクターゆえに阪神ファンのバッシングの的となることもあると思います。
 しかし,それでも今ここでこれだけ評価されているのは愛されているからですから,不調時には少なくとも精神面で負けることがないように願ってやみません。

 ちなみに,今日はマエケンさん擁する広島さんは横浜さんに敗北し,横浜さんが勝率5割に復帰しました。
 去年の横浜さんの状況を考えれば,これはとんでもないことだと思います。
 横浜さんは,この数年間は,かつての阪神と同じく暗黒時代をさまよっていましたから,現在の躍進は人ごとのように思いづらくもあります。
 かつての阪神も,5月頃まで強くてその後失速という流れがありましたが,今年の横浜さんはそのようになるのではなく,コンスタントに活躍してくれればなと思います。
 ただ,阪神戦の際には勝たせてもらいたいと思っていますが。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:34
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