こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,アメリカで大変気の毒な出来事があったので,それを取り上げてみたいと思います。
それは結婚祝いのパーティに向けて,その参加者を乗せていたリムジンが,突然炎に包まれ,結婚を控えた女性と友人ら5名が死亡したというものです。
炎上した当時,車には9名が乗車していたということですが,そのうち4名は脱出したということでした。ただ,その4名も煙を吸い込んだりやけどをしたりしたために,1名は重体,1名は重傷ということでした。
脱出できた運転手はインタビューで,炎上の兆候は何ら見られなかったと述べているということでした。
また,乗客の1名が後ろから仕切りをノックして「スモーク」といいましたが,運転手は「たばこが吸いたい」という意味と勘違いして「あと4分で到着するから」と返答したということでした。
ところが,その約30秒後に乗客が再び仕切りをノックした時,煙の臭いに気づいて直ちに車を止めたということでした。
そして,誰かが後部のドアを開けた途端,勢いよく炎が上がったということでした。
目撃者らの話によれば,巨大な炎が見えたということでした。
調べによると,リムジンの乗客の定員は8名で,1人超過していたということでした。
警察はトランクから火が出たようだと述べているそうですが,原因究明には数週間かかる可能性があるそうです。
このニュースを見て,とにかくお祝いムードの中で亡くなってしまった主役やその友人が気の毒で仕方ないと思いました。
このようなことはまったく想像していなかったでしょうに,その思いは察するところ余りあります。
しかし,その原因は何だったのか,それが分からないというのは何とも気味の悪い事件だと思います。
トランクに爆発物が入っていたというのであれば,他人の悪意が介在しなければ他の車において起こりえない事件だと思うのですが,車そのものの問題だとすれば同車種の車全般に起こりうることなのではと心配になります。
かつて日本でもドイツ製の長距離バスが突然炎上したという事件がありましたし,私も仕事上外車が原因不明の炎上をするという事件を担当したこともあり,ごく稀に車が原因不明の発火をするということがあるように思います。
しかし,その原因が不明のままでは安心して車に乗ることができないので,今回の事件については是非とも徹底して原因を究明してもらいたいと思います。
また,今回の事件の機序を辿っていくと,ドアを開けた途端に勢いよく炎が上がったということですが,これはいわゆるバックドラフト現象のように思います。
かといって,このような状況下でドアを開けずにどのような対応をすればよいのか分かりませんし,バックドラフト現象を避けられたのかといわれればよく分からないというほかありません。
さらに,今回の案件は,「スモーク」という単語の取り違えが一つの要因になっているようにも思いますが,それは言葉の難しさというほかないでしょう。
日本語にも同じようなことが起こりうるのかもと思うと,今回の運転手の取り違えを責めるわけにはいかないというようにも思います。
ただ,早期に対応していれば事件を回避できたのかもしれないと思うと,何ともやるせない気持ちになります。
とにかく,私は原因究明を望みます。
今日の阪神は,桧山さんの今シーズン初ヒットで勝利を収めました。
東京ドームでの読売3タテは相当久しぶりのことということで,何とも気分のいい夜です。
ただ,榎田さんの勝利を消してしまった9回裏は悔やまれます。
確かに伊藤隼太さんが球を捕れていればというようにも思いますが,なかなか難しい打球でしたし,その前に2ランを打ってくれたことを考えれば,のびざかりの若手を責めるつもりはありません。
むしろ,抑え投手としてまたしても失敗してしまった久保さんについて,今後の起用方法を考えねばならないのではというように思います。
久保さんは,このところ登板した3試合でいずれも点をとられており,かつ今日の登板は前日,前々日投げる機会がなく,十分休養をできたところのものなので,なかなか擁護しづらいように思います。
もちろん,つい先日はロングリリーフなどの無茶な起用もあり,それに応えてくれた久保さんをここで降格させてしまうことは忍びないようにも思います。
ですが,今の調子を考えれば,暫定的にでも別の方を据えるなどの対応を考えないと,今日のような試合がまた出てきてしまうのではと心配しています。
その辺りを和田監督がどのように考えているのかは分かりませんが,できればご一考いただきたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。