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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,住宅減税に関する法律の作成を誤ってしまい,住宅減税が前倒しで適用されることになったというものを見ました。
 これは,来年の消費税の増税によって生じるであろう住宅市場の冷え込みを防ぐべく,消費税増税時期以降の住宅のバリアフリー改修に関して所得税を減税をしようというものでした。
 しかし,税制改正法に「来年4月以降」という文言を入れ忘れてしまったため,今年1月から減税法が適用されることになったということでした。
 財務相によれば,このような規定の記し忘れは過去に例がないとしているということです。

 今回の減税法の適用が早まったことによって,消費増税対策という意味が薄れてしまうということで,今回のミスはそれなりに大きな問題なのではないかと思います。
 確かに,ミスがあった部分がごく限られた部分ということで,その点は影響が少ないのだろうとは思いますが,法治国家である以上,法律にミスがあるというのは勘弁してほしいと思います。

 私も,仕事上,色々な文書を作成しますが,特に法的効果が生じる文書については神経を使います。
 官僚の方々もたくさんの仕事の中で神経を使いながらやられていたのだろうと思いますから,その点はお察しします。
 ですが,多分国会に上がるまでにたくさんの人の目を経て何重もチェックをされたはずでしょうに,今回のようなことが起きるのは,みな多分大丈夫だろうという先入観をもって仕事をしていたのかなというように思いました。
 私もそのような先入観に時々邪魔をされることがありますが,そういう思い込みこそこの手の仕事では気をつけるべきと思っています。

 また,官僚もそうですが,国会議員もあれだけの数がいて誰も今回のミスに気づかなかったということもどうなのだろうかと思います。
 責任を持つべき与党の議員はもちろんのこと,こういう法律の不備の問題を質していくことこそ野党のつとめなのではというようにも思います。
 国会議員の方々も色々と検討すべき課題が多いのは分かりますが,それにしても数百人いるのに法案をきちんと見て問いただす人がいなかったというのは,やはり官僚の作ったものだからきちんとしているに違いないという先入観によるものでしょうか。
 もし政局に注視して,肝心の本業である法律制定という行為をおろそかにしていたのだとすれば,それはもはや国会議員としての資格があるのだろうかと思ってしまうところです。

 今回の件は,官僚の問題だけでなく,国会議員全体の問題でもあると思うので,関係者の方々においては今一度慎重に行ってもらいたいと思います。


 阪神は,今日も負けてしまい,このところ負けが込んでいます。
 特に,今日は,元阪神のエースであり,このところ不調続きの井川さんにやられてしまって,正直情けないなと思いました。
 読売も負けたので相変わらず首位とは1.5差のままですが,それでもこれだけ交流戦で毎年負けていては,セリーグとは何だろうと思われてしまっても仕方ないように思います。

 唯一,今日は久方ぶりに上がってきた渡辺さんがいい投球をしたことが収穫だと思います。
 これまで右の中継ぎといえば,鶴さん,福原さんか安藤さん,久保さんというところでしたが,久保さんが2軍に行って以降その布陣がやや動揺しつつあるところでした。
 それだけに,往年の頼れる右の中継ぎが戻ってきてくれたことは素直に喜ばしいことだと思います。
 藤川さんは,抑えの後継者に渡辺さんを指名していましたが,上がってきてすぐ抑えがどうとかいうのはチーム事情を考えてもよくないことだと思います。
 とりあえずは,数試合様子を見たり,ボイヤーさんの活躍ぶりを見てから布陣を組み立て直すのがいいように思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:46
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