こんばんは。
今日は大変暑い日でしたが,明日はもっと暑いという話があります。
私は寒いのには強い自信があるのですが,暑いのはかなり苦手であり,正直帰国後の暑さには辟易しております。
フィリピンの方が暑くなかったような気がして,この異常な暑さはどういうことなのだろうと疑問に感じる毎日です。
さて,今日取り上げる話は,先日話題になったユニバーサルスタジオ・ジャパンにて迷惑行為を繰り返した学生が逆送致になったという件です。
この事件は,学生が,ユニバーサルスタジオ・ジャパンのアトラクションの大型ボートから通路に飛び移って,運行を30分にわたって止めるなどし,それをネット上に武勇伝のように公開したという件で,最近のツイッターでの営業妨害の走りのような事案だと思います。
この学生が未成年であったことから,家庭裁判所での少年審判手続において処分が決められるところでしたが,結果は逆送致ということになりました。
逆送致は,家庭裁判所が検察から送致された少年を調査した結果,刑事処分を相当として検察に送致することです。
通常,家庭裁判所の少年審判では,非行事実が認められた場合,不処分,保護観察,少年院送致などの処分が下されることがありますが,少年に対して刑事処分が相当と考えられるときは逆送致がなされることになります。
少年審判では,事件の重大性のほか,それまでの養育環境や,現在の監護状況等が総合的に考慮されて最終的に処分が決定されますが,今回の事案ではそれらを考慮して刑事処分が相当ということになったのでしょう。
本件では,少年は事件の内容をネット上に公開している以上は事件の事実関係を認めているわけですから,刑事裁判における有罪判決が下される可能性が高いと思います。
そうなると,この少年は前科を持ってしまうことになります。
また,少年審判は非公開ですが,刑事裁判は公開法廷にて行われます。
本件はマスコミも大々的に報道した事案ですから,それなりに傍聴人が現れることが予想されます。
そういった意味でも,逆送致となってしまった意味は非常に大きいと思います。
先日も取り上げましたが,最近ネット上で迷惑行為や犯罪行為を武勇伝のように公開する傾向がありますが,私はもしかしたら裁判所がそのような傾向に対して警鐘を鳴らすべく,今回の事案を敢えて逆送致にしたのではというような気もします。
これはあくまで私の想像に過ぎず,その真意は不明ですが,少なくともネット上で迷惑行為等を公開する行為は今回の事案のように逆送致になってしまう可能性があるということを存分に知るべきですし,それを考えて取りやめてもらいたいものだと思いました。
阪神は,苦手のナゴヤドームで敗戦を喫しました。
新井良太さんの今日のホームランは,いつもと違って劣勢を打開するいい一撃だったと思い,そんな一撃が出た試合だからこそ勝ちたかったなと思います。
特に,一時は同点にまで追いついたのに,そこから一打で引き離され,その後は点を取れずというなかなか厳しい展開でした。
スタンリッジさんは,いつもそれなりに抑えるにもかかわらず打線の援護をもらえない傾向にあるように思います。
逆にメッセンジャーさんは,そこそこ失点しても打線の援護に救われることが多いように思い,何となく複雑な気持ちになります。
しかし,スタンリッジさんは阪神の柱の一本ですから,そのような辛いところでも何とか耐えて頑張ってほしいです。
私は,彼が無援護で勝てずとも,彼の投球のすばらしさを理解しているつもりなので,応援していきたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。