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2013.08.29 Thursday
 こんばんは。

 今夜は大変不愉快な思いをしているので,そろそろふて寝しようと思っているところです。
 その最たる理由は,阪神が,勝負の読売との直接対決3連戦で全敗してしまったことです。

 阪神が優勝をするためには,ゲーム差と残り試合数を考えると,この3連戦はおおよそ2勝1敗くらいで終わらねばならないと思っていました。
 しかし,初戦は無残な完敗,2戦目は同点から勝ち越され,3戦目はあとわずかで勝てるところを追いつかれてサヨナラ負けしてしまいました。

 私は,正直いって,今日の試合を見て,今年のペナントレースの優勝は諦めました。
 また,阪神のここぞという時の勝負弱さを実感させられました。

 去年と違って,今年は随所でチャンスで打つ勝負強さを感じていたのですが,唯一自軍より上位にいる読売に負けたのでは,他でいくら勝っていたところで優勝などできません。
 この3連戦までトータルで読売に勝ち越しをしていたのですが,こういうところで勝ちきれないのが阪神らしいということなのかもしれません。

 では,何が悪かったのかを考えてみるとすると,今日だけでいえばマートンさんに責任はあると思います。
 4回表のマートンさんの走塁は3塁コーチの責任もあると思うのですが,9回のファウルフライは判断の誤りであるといわざるを得ないと思います。
 あのせいで,せっかくここまで耐えてきた能見さんの勝ち星を消してしまうことになり,かつ結果逆転を許してしまったわけで,残念であるというほかないと思います。

 また,せっかく復活の兆しの見えた福留さんが再度の離脱というのも痛いです。
 やはり怪我から復活したばかりなのにセンターの守備につかせるのは荷が重かったのではないでしょうか。

 その他,和田監督の投手起用の問題もあると思いますが,今日失点した松田さんを責めるつもりはまったくありません。
 松田さんはこれまで無失点できており,いつか点をとられることは覚悟していて,それがたまたま今日だったというように思っています。
 むしろ,その初失点がサヨナラホームランという極めて衝撃的なものであったことで,今後そのダメージを引きずらないだろうかという方が心配です。

 とかく,このような勝負弱い野球をしていては,2位でクライマックスシリーズを迎えたとしても,そこで敗退してしまうのではと懸念してしまいます。
 また,クライマックスシリーズ第1ステージを通過しても,また東京ドームで読売と相まみえたら今日の再現がされるだけではというようにも思ってしまいます。

 勝負弱いのは今に始まったことではなく,それがあるからむしろ愛せるという側面も否定はしません。
 暗黒時代から阪神を見続けてきた私は,よく訓練されているという自負があるので,この程度で阪神から離れるということはありません。
 ですが,肝心なところで負けてしまうと,これまでのいい場面がかすんでしまうのも事実です。
 できれば,もっと勝負強く,我々を楽しませてもらいたいと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:32
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