こんばんは。
今日も大変暑い日でしたが,めげずに仕事に励みました。
当事務所は,14日から16日がお盆休みなので,明日一踏ん張りすれば一応休みを迎えるわけですが,それでもここまで暑いと家でのんびりというわけにもなかなかいきません。
少なくともあと1週間は続くようなので,今からうんざりした気持ちになります。
さて,今日のニュースを見ていたら,ノルウェー首相がタクシー運転手に扮して市中で国民の意見を聞こうとしたというものがありました。
ノルウェー首相は,国民の真意を聞くことは重要で,国民が考えていることを話す場所があるとすればタクシーの中だと考えて,今回このような行動に及んだようです。
首相は,タクシー運転手の制服を着用し,バッジも付けて,次々と客を拾って話をしたということでした。
乗客の中には,首相を見破り,首相に経済政策を迫ったり,首相に8年間運転したことがないと白状させたということがあったりしたそうです。
なお,首相が乗せた乗客からは運賃を取らなかったということでした。
これを行った背景としては,9月9日に総選挙があるそうで,かつ最新の世論調査では首相が率いる与党が敗北する可能性が高いという結果が出ているということがあるようです。
ある記者は,首相に対して,選挙に負けたらタクシードライバーになるのかと尋ねたところ,首相からは「タクシードライバーより殊勝でいる方が,国とタクシー乗客によりよい奉仕ができると思う」と答えたということでした。
これをみて,暴れん坊将軍を連想したのは私だけではないと思いますが,本当にこれをやったらおつきの人たちはなかなか大変だろうなと思いました。
日本では,首相や総理経験者にはSPがつくといわれていますが,かの国はどうなのでしょうか。
もしそうであれば,その警護の方法はなかなか大変だったのではと思います。
今回の件は,おそらく選挙向けのパフォーマンスなのでしょうが,敗北の可能性のある中では首相も必死で,戦局を打開するために打って出た策なのではと思います。
この策は,市民目線まで降りてくるという印象,近しい人であるという印象を持つことはできるでしょうし,おそらくタクシーの乗客になった人はなかなかいい印象を持つのではというようにも思います。
しかし,一方で,なりふり構わないパフォーマンスに,むしろ少々悲しくなるような気もします。
日本でいえば,安倍さんがタクシードライバーをやるような感じで,もし安倍さんの支持率が危うい場合であれば,それはどうしようもなく悲しい気持ちになってしまいますし,バッシングも起こるのではと思います。
その点,かの国の国民性はおおらかととるべきなのかもしれませんが,それでもやはり選挙活動としては何だか有効というようには思えません。
あと,運転を8年間もしていなかったのはマイナス査定ではないでしょうか。
とりようによっては,未熟な運転技術で乗客を危険にさらしたという批判が起きかねない気がして,その点も考えてタクシードライバーを選択したらよかったのにと思いました。
ただ,この首相が色々なことに挑戦する人柄だというのは理解されたのではと思いますし,その意味では評価が分かれるのかもしれません。
他国のことですから,あまりここで言いすぎるのもよくありませんが,ひとまずよい方向に進むように願うばかりです。
阪神は,昨日は藤浪さんが9回を投げ,勝ち投手になりました。
正直,藤浪さんの130球超の球数を見ると,投げさせすぎという気持ちはあります。
特に,彼は野球界の将来を担う逸材ですから,ここはそこまで無理をさせすぎる局面だろうかと思ってしまうところです。
また,一度無理をさせたという経験があると,次も大丈夫なのではと,投げさせられるラインが下がってくるような気もして,その意味でも昨日の球数はやや危険なように思います。
ですが,藤浪さんは,ルーキーとしてセリーグ5球団から勝ち星をあげるという江夏さん以来の快挙を成し遂げまして,その意味では無理をさせた甲斐があったのかもというようにも思います。
ひとまず,今後投げさせすぎないように注意した上で,今後の活躍も大いに期待したいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。