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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ニュージーランドでイヌの血をネコに輸血してネコの命を助けるのに成功したというものがありました。

 ネコが誤って殺鼠剤を食べてしまい,一刻を争う容態となり,緊急に輸血が必要になったということでした。
 ところが,ネコの血液型判定を研究所に依頼している時間もないので,獣医がイヌの血を輸血しようという賭に出たということでした。
 もし血液型が合わなければネコが死んでしまうことも理解していたものの,命を救おうと考えて,友人に頼んで輸血ドナーとして飼い犬を連れてきてもらい,輸血を行ったということでした。
 結果として,ネコの命は救われ,それだけでなく輸血に伴う副作用も見受けられなかったというそうです。

 この記事を見て,そもそも基本的な問題点として,犬やネコにも血液型があるのだなと思いました。
 そんなことを人間だけと考えるのは大変おこがましいのですが,それでもそういう基本的なことから知らないものだなと思いました。

 しかし,獣医学的に,別の種類の生き物の輸血ができるなどとはまったく思いませんで,このようなことが獣医学的に可能なのだろうかと思います。
 人間でいえば,サルの血を人間に輸血するような話で,このようなこと自体平気なのだろうかと思ってしまいます。
 もしも異種生物間の輸血が可能であれば,今後色々な生物の救命の裾野が広がる気がして,そのような研究は大変貴重な気がします。
 それを実際に用いるとなれば,倫理上の問題等色々とあるように思いますが,科学的にできるかどうかを模索すること自体はいいことだと思うので,そのような研究の状況はどうなのかなと思いました。

 一つ疑問なのは,獣医は,わざわざ友人に頼んで飼い犬を連れてきてもらったということですが,猫を飼っている友人に連れてきてもらった方がより可能性が上がったのではというように思うことです。
 これについて,ある書き込みでは,ネコはイヌよりも血液量が少ないので,輸血にはネコよりイヌの方が適しているというものがありましたが,それがイヌの選ばれた理由なのかは分かりません。
 いずれにしても,素人の私にはわからないような理由なのでしょうか。


 高校野球は,前橋育英高校が優勝して終了しました。
 高橋投手がこの試合で遂に失点してしまいましたが,それでも3失点完投はすばらしかったと思います。
 また,4回にエラーをしてしまった荒井さんが,7回に自分のバットで勝ち越し点をとって勝利したという点も見逃せないと思います。
 また,負けはしましたが,延岡学園も敢闘したと思います。
 延岡学園の9回の攻撃で,1点差のところ,ノーアウト1・2塁の局面で送りバントをさせなかった監督采配に色々と指摘があるように見受けられますが,私はそのような攻撃を選んだ采配も一つの形だと思うので,結果論で否定するつもりはありません。

 今大会では,優勝候補といわれていた高校が割と早い段階で消えてしまうという波乱が多かったと思いますが,そういわれていなかった高校が勝ち上がっていく様は逆に見ていて面白かったです。
 そして,そういう様を見ていると,阪神が,順位が下の球団に取りこぼしが生じて痛い目に遭うこともあるという戒めのようにも見えてきます。
 これで甲子園は阪神に戻ってくるわけで,ここからの逆襲に期待したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:03
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