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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,勤務中にパチンコしていた警察官が戒告の懲戒処分を受けたというものがありました。

 その警察官は,今年8月下旬から10月5日まで,土日を除いてほぼ毎日大阪市内のパチンコ屋に通い,勤務時間中に1〜3時間程度パチンコを打っていたということでした。
 その警察官は暴力団担当ということですが,パチンコ店に出入りすれば暴力団暴力団情報がとれると思っていたがのめりこんでしまったと述べているそうです。
 今回の件は,別の警察官が捜査中にたまたまパチンコをしているこの警察官を目撃して発覚したということでした。

 捜査のために毎日同じ場所に張り込むこともあるでしょうし,周りに紛れるために周りの人と同じ行動をとることも時には必要かもしれません。
 しかし,懲戒処分が下されたということは,きっかけは本当に捜査だったとしても,その後のことは単なるサボりであったということなのでしょう。
 それを2ヶ月にもわたって行ってきたわけで,税金を納めている者の感覚とすれば少なくともこの期間のパチンコ屋に行っていた時間相当の給料は返還してもらいたいと思ってしまいます。

 また,私は実体は分からないのですが,パチンコ屋に行くと暴力団の情報がとれるというのは偏見なのかもしれないかなとも思います。
 確かに,一般的にはそういった情報が集まりやすいともいうような気がしなくもないのですが,その理屈が許されるならば競馬や居酒屋などもどこでも臭いということになり,なんでも許されてしまうような気がしてしまいます。
 私が言いたいことは,そのようなことを言い訳にサボりをしていたというのに反省があるのだろうかということです。
 その意味でも,この警察官の挙動は総合的に見ても何とも情状酌量を考えがたいという気がします。

 ただ,私が気になるのは,そのような警察官がいたというのに,同僚は気づかなかったのかということです。
 これでは,同様にサボっている警察官が存在したとしても気づかれないのではないかと思ってしまうし,そうならばそういう警察官はまだまだ存在しているのではないかと疑ってしまいます。
 私は,大半の警察官は真面目に職務を全うされておられると思うので,そのようなレアケースをことさらにもてはやすつもりはありません。
 とはいえ,そのような存在を許してしまう環境は少々恐ろしいのかなと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:28
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