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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,東京オリンピックのマラソン開始時間の繰り上げが検討されているというものがあったので,取り上げてみました。

 大会組織委員会では,猛暑を懸念して,マラソンの開始時間を午前7時から繰り上げる方針を固めたということでした。
 開始時間を巡っては,日本医師会等が選手や観客の命に関わりかねないとして1時間半繰り上げて午前5時半とするように要請したということがあったということでした。
 政府与党は,サマータイム導入を検討したものの,システム回収の人手不足等を理由に断念したということで,その分開始時間を繰り上げることで対応するようです。
 競技団体側は,繰り上げを容認する方向ではあるものの,選手からは早すぎると体調管理が難しいという声も出ているそうです。
 近日中に,具体的な繰り上げ幅について,IOCや競技団体と調整に入り,12月上旬にも正式決定する考えだということです。

 この記事を見ていて,やはり猛暑の夏を控える日本でオリンピック開催は適切ではなかったのだと改めて思いました。
 時期が2ヶ月程度ずれれば問題ないとは思うものの,7月から8月にかけて日本で実施するということ自体が無理のある計画だったと思いますし,当初これでいけると思ったのはどういう公算だったのだろうかと思いました。

 サマータイム導入が見送られたことが今回の繰り上げの話に関連して出てきていますが,サマータイムが導入されたとしても実質的に開始時間がずれることには何ら変わりはなく,この点をここで持ち出すことに特に意味はないと思います。

 選手や観客の命を守るためにも開始時間を繰り上げてほしいという意見があったということですが,そもそも午前5時半に開始するとなれば午前7時開始に比べて観客は少ないと思われ,その意味では観客の命は守られやすくなるだろうと思います。
 午前5時半スタートであれば,公共交通機関も動いていない時間に観客が沿道に集まろうとすることになるのでしょうが,そうなると観戦しようという観客の大半は徹夜が必要になると思われます。
 ということは,観戦できる観客が限定されますから,その意味でも観客の命は守られやすくなるかも知れません。
 ただ,夜とはいえ熱帯夜の中で徹夜で席取りをする観客の健康状態の方が問題になりそうです。

 選手側において,早すぎる開始時間との兼ね合いでの体調管理の問題が挙げられていますが,個人的には運営スタッフはどうなるのだろうかと心配です。
 仮に午前5時半開始となれば,おそらく運営スタッフはほぼ徹夜に近い状態になると思いますが,運営スタッフの多くをボランティアに依存する計画のようですから,大量のボランティアが徹夜で,交通手段がなくなった状況下において作業をすることになるのでしょう。
 そういったことまで想定された上での計画なのか,実際よくわかりません。

 本当に健康を考慮するならば,空調の効いたドームでの周回が合理的かも知れませんが,それはいろいろな意味で問題なのでしょう。
 やはり季節をずらせるならばそれがもっともいいと思うのですが,なかなかそういうわけにもいかないのでしょうし,まだまだ先が見えません。


 オリックスさん所属の金子さんですが,現在の年俸6億円から5億円ダウンの年俸1億円を提示され,球団と交渉しているという記事を見ました。
 どうやら退団も視野に入れているようですが,金子さん自身は条件ではなく自分がチームに必要とされているかが問題だと話をしているということです。

 金子さんは,実績のある投手ですが,来季36歳を迎えるということ,怪我があること,ベースの年俸がそれなりに高額であることから,獲得について検討する球団は多いものの,それこそ条件次第というところが多いのではないかと想像します。
 現在,同じオリックスさんの西さんのFAの行方が注目されていますが,おそらく西さんを獲得できなかった球団が金子さんを獲得できないだろうかと検討するようになるのではないかと考えられます。
 今季の成績は振るいませんでしたが,昨季は二桁勝利を挙げているため,まだまだやれるのではないかとは思います。ただ,年齢が年齢ですから,怪我の見込みと年俸がネックになるのでしょう。
 阪神としては,興味を持って当然の人材だとは思いますが,それこそやはり契約条件次第だろうと思います。
 先発投手は何人いても困りませんが,高額すぎる年俸であれば,他の若い生え抜き選手のモチベーションにも影響するかも知れませんし,そういった兼ね合いを見ながらというところでしょうか。

 阪神が獲得を検討していた新外国人のビヤヌエバさんですが,読売が獲得する見込みということです。
 昨季の成績,今季4月の成績を考えれば,読売が獲得することは非常に残念ではありますが,私としてはある意味これでよかったと思っています。
 というのは,いろいろと情報を見ていると,ロサリオさんと似通った点が多かったからです。

 ビヤヌエバさんは,当初は非常に優秀な打撃成績を挙げていましたが,シーズン終了時の成績はあまりよくありませんでした。これが示すことは,すなわち弱点を解析され,それにシーズン中には対応できなかったということでしょう。
 長打力はあるようですし,自分の得意なコースを捉える力も申し分ないようですが,苦手なコースなどへの対応力はあまり高くないようですから,まさに今季のロサリオさんと同じ系統の打者なのだろうと思います。
 日本球界でも当然ビヤヌエバさんの苦手コース等は分析してくるでしょうから,制球力の高い日本の投手がそれを執拗に付いていった時に果たしてビヤヌエバさんはどれだけの成績を残せるのかが問題だと思います。

 個人的には,阪神としては長打力のある打者を獲得してほしいと強く希望していますが,ロサリオさんと同系統であるならば別の方の方がいいと思っていました。
 負け惜しみのようですが,ビヤヌエバさんの最終成績があまり振るっていないところを見るに,甲子園のヤジに耐えられるのかということも不安に思いますし,3Aだったとしても長打力とそこそこの対応力のありそうな人を連れてくる方がまだ当たりの可能性があるように思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20
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