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 こんばんは。

 今日の記事を見ていたら,ホリエモンが,オリンパスを行政処分だけで済ます見込みであることについて,ライブドアが虚偽記載とされた額の10倍もの額を長期にわたって虚偽記載していたのにおかしいという様に述べているというものがありました。
 私は,オリンパスが本当に刑事処分をだれもうけないのか,ライブドア事件とオリンパス事件についてどのような証拠があるかなど分かりませんが,双方立件できるだけの証拠があったらという仮定の上で少々思ったことを書きたいと思います。
 私がホリエモンの立場であれば,おそらく同様の不公平感を抱くことでしょう。
 やはり名の知れた企業とポッと出でもうけているというイメージの企業とでは扱いが違うのかと勘ぐってしまうでしょう。
 以前佐藤優さんという方の著書「国家の罠」を読んだ際,鈴木宗男さんの事件は国策捜査であると表現されていたのを思い出しました。
 国策捜査とは,捜査方針を決めるに当たって政治的意見や世論に従って訴追ありきで進める捜査のことです。
 この本の内容の全てを鵜呑みにするわけにはいきませんが,もし国策捜査という指針の下に特捜部が動くのであれば,ホリエモンが選別されたということは一応の説明が付けられるように思えます。
 すなわち,当時ホリエモンに対する一般的なイメージは
・金さえあれば何でも動かせると思っている傲慢な人
・鼻につく人
などという感じだったのではないでしょうか。
 日本人の性質の中には「出る杭は打たれる」という考えが根底にあるように思えまして,経済的にも鬱屈した世相において「世の中に正義あり」ということを国民に知らしめるために生け贄に選ばれたのではないかという発想です。
 もしかしたら,このような考えは被害妄想の一つかもしれませんし,私は憶測だけでものを語るのはよくないと考えています。しかし,世の中にはたくさんの法律違反があるにもかかわらず,敢えて彼が選別されたところを見ると,もしかしたらそんなこともあるのかなと少々思ってしまったりもします。
 ただ,万一特捜部がそのような性質を持っていたとしても,先日の一件であれだけ叩かれた特捜部ですから,次に動くときにはきわめて慎重になるでしょうし,そういった意味も込めてオリンパスは慎重に考えているかもしれません。
 いずれにしても,ホリエモンの気持ちはよく分かる気がするので,少々気の毒に思います。

 ソフトバンクの杉内さんがFA権を行使しました。
 阪神は外人がたくさん残留するためお金がないものですから,獲得争いに参戦するかは微妙ですが,できれば来てほしい投手の一人です。
 外から取ってきてばかりではチームは強くなりませんが,読売に取られて強化されるくらいならば,読売に取られないようにするという意味でもできれば獲得してほしいと思います。
 こういうときにお金がないと後悔するならば,00年代前半から中盤にかけてとったいらない外人達にかけたお金を削りたかったと思うものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 21:33

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