Powered 

by Tigers-net.com
 こんばんは。

 今遠隔操作できるウイルスによる脅迫メール事件が世間を騒がせておりますが,これによってIT問題の捜査に問題があることが浮き彫りになっております。
 それは,捜査においてIPアドレスを盲信してウイルスの可能性に気づかずに無実の方を逮捕し起訴してしまったということだけでなく,その自白の取り方についても問題があるようです。
 今日の記事を見ていたところ,今回逮捕された4人のうち2人がメールで脅迫したと認める旨の供述をしていたというのです。
 すなわち,この2名はやってもいない犯行を警察の取り調べて認めさせられたということになり,えん罪が生まれる寸前であったということが伺えます。
 今回の件を見るに,4件中2件ですから,統計としては資料が少ないものの,多くの方が警察に逮捕された段階でやってもいない罪を認める可能性があるということが分かりました。
 また,これによって,実は無実の人が多く自白させられているのではないかと改めて疑いを持ってしまうようになりました。

 私はこのような案件はごく稀なケースであると信じたいですし,そうあってもらわねばならないと思います。
 しかし,今回の様にそれっぽい証拠がある場合,これを盲信してこのようなえん罪を生じさせてしまう可能性があることは,この現代においても未だ存在しているということを改めて認識させられました。

 この件で,私自身として今後の仕事に対する姿勢をより考えていかねばならないと思いましたが,捜査に携わった方々においては今一度よく考えて頂きたいと思います。
 特に,今回の様な無実の自白がなされるということを考えると,強引な取り調べが行われたのではないかと疑ってしまいます。
 確かに,捜査に携わる方においては,不合理な言い訳を述べる被疑者達を取り調べなければならない局面もあり,その態度はある程度苛烈な方向に向かいがちになってしまうこともあるのだと思います。
 しかし,こうして明白に無実な方々の自白をとってしまう捜査姿勢は問題があるというほかありません。
 本件のようなえん罪を生む寸前の事件をよく検証して,今後の捜査に生かして頂きたいと思います。

 阪神の中村GMは,先日の新外国人4番構想を白紙撤回するというコメントをしました。
 その理由としては,お金の問題のほかに,外国人が即活躍するのかという不安もあげていました。
 お金の件は,大量に引退した方々のことを考えればそこまで問題視することもない気もしますが,即活躍するのかどうかという点については大いに同感です。
 阪神ファンであれば誰もが知っている,かつてのダメ外国人列伝を考えると,期待されて次々にやってくる外国人に失望し続けた経験があるのになぜ再び外国人を頼ろうとするのかというのは当然の疑問であると思います。
 私としては,そんな冒険をする前に,ひとまずもう少し新井良太さんを育ててみてはいかがかと思います。
 ただ,新井良太さんの守備は,シーズン終盤で色々と問題点が再確認できたので,秋季キャンプでは徹底して改善してもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:06

Comments

Post a Comment








Track back URL

http://bsr37.tblog.jp/trackback/297842

PAGE TOP