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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,2009年に発生したイタリア中部大地震に関して,予知できず住民に地震を警告できなかった科学者7人に対して過失致死罪を適用して,禁固6年の有罪判決を下したという記事を見ました。

 私はイタリアの事情を知りませんので,あくまで偏見だけでものいいをさせてもらうと,ガリレオ・ガリレイを裁判にかけた国のお国柄なのかなと思ってしまいました。
 とはいえ,この意見は時代錯誤甚だしいと怒られてしまう可能性が極めて高いと思うので,あらかじめここで謝らせて頂きます。

 日本ではこのような判断を下されることはありえないのですが,私としてはこういう判決はあまりよくないという気がしました。
 というのは,研究の失敗を犯罪としてしまうとすれば,科学者が萎縮してしまって,研究活動をする人口が減少してしまうことが懸念されるからです。
 イタリアの方が有罪を覚悟して研究を継続するとしても,私であれば国外で研究をしたいと思いますし,有能な研究者が国外に流出してしまうことも考えられます。
 また,イタリア国内で研究を続けるのであれば,私だったら常時地震の可能性ありとむやみやたらに警告を発しまくり続けるのではないかと思います。
 確かに,大地震が発生し,その予知研究がきちんとできれさえいればというように考えれば,近親者をなくしたり財産を失った方にしてみればその気持ちの行き場を研究者に向けたくなる気持ちも分からないでもありません。
 しかし,感情に流されるままに罪まで問うとしまえば,上記のような弊害が生じ,ひいてはその予知研究自体を衰退させかねないのかなと思いました。


 阪神では藤川球児さんの流出が懸念されておりますが,あとの抑え投手の候補が問題となっています。
 今年では,筒井さんを推す向きもありますが,私としては今シーズン前半の活躍はすばらしいと思うものの,まだ年間通して安定した活躍を見ていない以上,早計な判断な気がします。
 また,榎田さんは,酷使されすぎたこともありますが,年間通して働いてもらうというのはやや不安があります。
 ほかにも,メッセンジャーさんを抑えに回す話は,先発のコマを失うもったいなさがありますし,渡辺さんは中継ぎとして融通の利くところで働いてもらいたい気がします。
 そうなると,外から獲ってくるのが合理的な気がしますが,候補としてはメジャー帰りの五十嵐さん,FAの武田さん,寺原さん,広島から退団予定のサファテさんというところでしょうか。
 私としては,この中から選ぶとすれば,怪我からの復帰状況を見てという条件付ですがサファテさんがいいのかなという気がします。
 広島ファンの方々からの阪神への流入批判は承知の上ですが,それでも昨年のあの活躍はやはり捨て置けないと思います。
 FA組の実力もすばらしいのですが,人的補償などのことを考えると,赤松さんを失ったトラウマを持つ私にはそれをせずにすむのであればという気もしてしまいます。
 ひとまず,これからのチーム編成について見守っていきたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:45

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