Powered 

by Tigers-net.com
2013.09.07 Saturday
 おはようございます。

 この時間に更新することはないのですが,桧山さんが引退するという報道を見たら書かざるを得ないと思い書いてみました。

 桧山さんといえば,阪神暗黒時代から阪神に居続け,隆盛期を経て現在を見てきているという阪神の生き証人のような人です。
 辛い部分もいい部分もみんな知っている人で,かつては連続ヒットの件など活躍していたこともありました。
 人間性もいい方であると認識していましたし,彼がいると雰囲気がよくなるような気もしていました。

 近年は代打の切り札として活躍していましたが,正直今年の打率は今のところ2割台前半ということで,活躍していると評価してよいかは別れるところでした。
 特に,この数試合で出場したところではヒットを打てておらず,実力的な衰えが出ていたことは否定できないと思います。

 しかし,未だ代打で出てくる際,球場では盛り上がりを見せ,相手にとっても現在の成績以上の威圧感を与えられていたのではないかと思います。
 桧山さんがネクストサークルに出てくると,それだけで球場内にどよめきが走り,名前がコールされると地鳴りのような声援が響きます。
 そして,バッターボックスに入ると,桧山さんの応援歌が歌われるのですが,これがメガホンを叩くものではなく,球場内全体でメガホンで仕草を取ります。
 他の選手の場合,メガホンを叩く応援なので,桧山さんの場合だけ球場内が歌声だけというやや静かな状態になるのですが,それが桧山さんの打席であるというように思っていました。

 桧山さんも44歳になり,金本さんも引退して同年代のいない中,彼ほどのベテランもベンチに居づらくなってしまったのかもしれません。
 それでも,桧山さんは暗黒時代からの阪神を引っ張ってきた愛すべき存在であると思っていただけに,何だか残念というよりも寂しいという気持ちが先行しているように思います。
 桧山さんが阪神一筋であったことや貢献度を考えると,今後このまま阪神球団に残るのではという気もしますが,実は地味に一度FA宣言をして阪神を出そうになったことがありますし,もしかしたらその点をもって扱いが変わるのかもと危惧しております。
 阪神球団は,時たま変に懐の狭いところがあるので,そのように危惧しているのですが,それでもこれだけの功労者を無碍に放出すれば阪神ファンが離れていってしまうことを理解してもらいたいと思います。

 正直まだ実感が湧かないので,今の段階では感情を上手く説明できないのですが,今はお疲れ様でしたとだけ述べさせて頂きたく思います。
 残り試合,これからどこかでまた見に行かねばならなくなったので,今のところ今シーズンのチケットを数枚取っていますが,もう少し取ろうかなと思っています。
 多分実物を見たら,今はまだ説明しづらいこの感情をもう少し説明できるようになるのではと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 10:22

Comments

Post a Comment








Track back URL

http://bsr37.tblog.jp/trackback/310381

PAGE TOP