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2014.02.12 Wednesday
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,漫画家の荒川弘先生が第三子を出産したというものを見たので取り上げてみました。

 荒川先生といえば,鋼の錬金術師という漫画が代表作ですが,そのほかにも現在連載中の銀の匙など人気漫画をたくさん手がけている人気作家です。
 私も鋼の錬金術師にはずいぶんはまりまして,途中から読み始めたのですが,知らぬうちに全巻揃えてしまったり,映画までおっさん一人で見に行くほどでした。
 この作品は,かなり重たいテーマを前提に,敵の全貌がずっとわからぬまま展開ばかりが進んでいき,どうやって倒すのか,果たしてきちんとまとまるのかと不安であったところでした。
 しかし,最後の最後はきちんと風呂敷を畳みきる構成力を見せてくれまして,私の中では構成力という一点をもってすれば藤田和日郎先生と並ぶ実力者であると思っております。

 今回の出産の件の中で何がすごいかといえば,連載作品が3作品もある中でのことだったからです。
 鋼の錬金術師の時は月間連載とはいえ一度も休載したことがなく,そんな荒川さんがこのところ休載することが何度かありました。
 ですが,まさかそれが出産のためとはつゆ思わず,それでここまでできるとはまさに大したものと言わざるを得ません。
 それで作品の質が落ちているのかといえばそういうわけでもなく,私としては驚嘆せざるを得ないと思っています。

 自らの作品とかけて,第三子の出産を「人体錬成成功」と言ってしまう辺り,今までの作風から感じるらしさを感じ取れるわけですが,今後益々いい作品を作ってもらって楽しませて頂ければと願うばかりです。

 というか,ここまでして作品を出し続ける荒川先生の姿勢を見ると,そろそろHUNTER×HUNTERの作者である冨樫先生は仕事をしてもらわないといけません。
 作品の続きを待ってかれこれ1年以上が経過しており,そろそろ復習しないとストーリーを忘れてしまいそうです。
 荒川先生は構成力が素晴らしいと申し上げましたが,冨樫先生も構成力をとってみればずば抜けていると思っています。
 あとは,鋼の錬金術師の風呂敷のたたみ方のうまさも再現してくれないと,ここまで読んで待たされている立場からすれば納得いきません。
 是非ともここまで待たせて上がりきったハードルを軽々越えてくれるくらいの風呂敷のたたみ方を見せてもらいたいと思っています。


 阪神の新外国人ゴメスさんが遂に来日しまして,今日のスポーツ紙の見出しを飾りました。
 タイトルは「最後の1球ガツン!阪神・ゴメス,”逆転サヨナラ満塁デビュー”」というものでした。
 これは,数年前のメンチさん・フォードさんらを彷彿させるタイトルです。
 恒例行事とはいえ,この手の見出しを見ると,悲しいくらい不吉な予感を感じてしまいます。
 新外国人が来ると「バースの再来」という二つ名が付くのはもはや恒例行事であり,むしろ「もうこんな時期になったのか」と感じるくらいになっております。
 とはいえ,こう書かれても当たったマートンさんの例もありますし,強く期待したいと思います。
 というか,新しいパワーヒッターが出てこないと阪神打線は迫力不足なので,誰かの成長か新戦力の台頭を願うしかないのですが。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | よろずごと | comments(1)  | trackbacks(0) | 19:00

Comments

素晴らしいお仕事をされていて、お子さんを3人も産んで育てて・・・
尊敬します!

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