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 こんばんは。

 以前から福島第一原発の処理に関して色々と問題が発生しておりますが,今日のニュースを見ていたら3号機の格納容器が破損していることが確認されたというものがありました。

 格納容器は核燃料が溶け落ちているといわれておりますが,その格納容器から汚染水が外側の部屋に漏れているのが確認されたということでした。
 東京電力は,汚染水の漏洩を防ぐ方法を検討しているということです。

 かねてから汚染水は外に流出しているという話は何となく聞いており,東電は否定していたもののまったく信じておりませんでしたが,それが確信に変わったという意味では重要なニュースだと思います。
 事故からかれこれ3年以上経っても一向に終息の見込みが見られないように思われ,その作業の大変さを考慮してもこういうものなのだろうかと思ってしまいます。

 それで,この件が発覚したとして,これからどうするのでしょうか。
 賠償金も満足に支払えない東電に,果たしてこれを終息させられる当事者能力はあるのでしょうか。
 東電は漏洩を防ぐ方法を検討しているということですが,果たしてその検討というのは具体的な見通しのあるものなのでしょうか。
 どうもこの手の記事を見ていても先の見通しの見えない不安しか思いつきません。

 先日美味しんぼ騒動があり,その内容の真偽は分からないのでここでその妥当性や騒動の行方について言及するつもりはないのですが,東電の処理状況がこのような体たらくでは騒動が起こること自体については仕方がないのだろうなと思います。
 また,かつての事故の処理も満足にできていない状況で再稼働の話をするのもどうなのだろうというようにも思ってしまいます。
 最終的に再稼働やむなしとなるにしても,事故が発生した時にどのように対応するのかをきちんと決めねばならないところ,そのモデルケースが福島第一原発なのだと思いますし,現状で再稼働といわれても反対が多くなるのは当然の流れだと思います。
 再稼働をしないと経済的に問題になるというのであれば,少なくとも問題処理のモデルケースである福島第一原発の処理をもっと積極的に進めるべきであり,そのためにはもはや東電任せにしていることがいいことなのかと思うところです。


 阪神は交流戦直前の横浜戦を勝ち越しました。
 今日の勝利は投手力の結果だと思いますが,岩崎さんばかりでなく中継ぎ陣もいい仕事をしたと思います。

 ただ,6回の中畑監督が抗議に出てきたクロスプレーは,私が見た限りアウトだと思うので,もし同点のあの場面で点が入ったならば展開が変わっていたのかもと思うと,横浜さんとの実力差で勝ったというのはやや躊躇いがあるように思います。
 あの場面は捕手梅野さんがブロックをしきれていないのではと思うのですが,そもそも梅野さんがブロックしてタッチに行く以前の問題としてゴロをキャッチしたセカンドの送球が高すぎたと思いました。
 ただ,セカンドは本来の守備位置ではない大和さんが守っており,大和さんを責めるのは酷だと思います。
 そうすると,本来のセカンドを守る選手を起用すべきであり,その点は和田監督の采配に問題があるのではと思ってしまうところです。

 次からは交流戦が開始しますが,例年セリーグは交流戦でパリーグに押しまくられてしまっております。
 ここで何とか挽回できれば,広島さんとの差を詰められると思いますし,何とか踏ん張ってもらいたいものです。
 私としては,打線は水物なだけに,注目点はむしろ投手陣,特に中継ぎ陣の出来かと思っています。
 期待してみていきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:32

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