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 こんばんは。

 最近ここで取り上げているのは,岩本さんや石崎さんのような若手有望投手ばかりですが,今日は能見さんを取り上げようと思います。

 能見さんは,今日のオープン戦で広島さん相手に先発登板し,5回3安打無失点という上々の出来でした。
 能見さんの投球を見る限り,球速は出ておらず,制球にもやや不安がありましたが,キレのあるストレートがインコースのいいところに入って打者が手も出なかったという場面がありました。
 これが能見さんの持ち味であるクロスファイヤーであるという感じの非常に気持ちのよい投球で,その活躍ぶりを見ていると嬉しくなってしまいます。

 去年の能見さんは,例年と違ってあまり活躍できませんでした。
 それでも,1年間ローテーションを守れるというのは貴重な投手ではあるのですが,ただ打たれるシーンが例年よりも多かったように思います。
 お陰で,今年の開幕投手は,もっぱらメッセンジャーさんという噂であり,能見さんは裏ローテのエースという位置づけ担ってしまったように聞いております。
 それが年齢のせいなのかは分かりませんが,今日の能見さんを見ていると決して球速が出ているわけではないのですが,それでもきちんと仕事ができているというのは投球術というのができてきているのではと思ったりしました。
 特に,今日の甲子園は気温8度,しかも風が強いというところで,コンディションはよくない方であると思うのですが,そんな中でもきちんとやるべき仕事ができるというのは非常にありがたいことです。

 今は藤浪さんを初めとする若手投手とメッセンジャーさん,岩田さんというところの名前がよく言われますが,能見さんが活躍してくれると若手,中堅,ベテラン,助っ人外国人がバランスよく仕事をするという層の厚さを見せてくれるように思います。
 今日は侍ジャパンで藤浪さんが2回無失点の活躍をし,オープン戦では売り込み中の石崎さんが同じく無失点という出来でしたから,その辺りはやはり注目されるのも無理はないと思います。
 ですが,困った時は経験のあるベテランの力はやはり大きいと思うのです。
 特に,連敗を喫し始めた時などは,どうしてもベテランの力が必要になる場面もあると思われ,そういう時には層の厚さがものをいう時が来るのではないかと思うのです。
 そんな時こそ,今日の能見さんのような投球が出てきてくれると,おそらくチームが立ち直るきっかけにもなるでしょうし,私は今年の能見さんには大いに期待しております。

 ちなみに,今日新井兄さんと対戦はしなかったのですが,試合前に能見さんが,新井兄さんと対戦する場合について聞かれ「当てとくわ」と答えたそうです。
 これについて,能見さんがお茶目ととるべきなのか,新井兄さんが誰からも愛されているととるべきなのか,どちらともなのかも知れません。
 新井兄さんは,敵チームにはなりますが,その愛されるキャラクターも相俟って,是非とも楽しく活躍してくれることを願ってやみません。

 なお,3月31日の神宮ヤクルト戦がおそらく能見さんの先発する日だと思うのですが,その日には私は観戦する予定で,今から大変楽しみです。
 野球は画像配信で見てもよいですが,やはり生で見るのが一番ですから,今年の初観戦を能見さんで始めるという以上はやはり能見さんの出来が良いという情報は私の気分を盛り上げてくれるものだと改めて思います。

 オープン戦は中盤にさしかかり,そろそろ本番への準備も順調に進めているところではありますが,今のところの阪神選手の出来は悪くないと思っていますので,今から開幕が楽しみです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:48

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