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 こんばんは。

 今日は,ふと思った雑感を書いてみたいと思います。

 今朝,東京地裁で裁判があり,そのために常磐線に乗りました。
 そうしたところ,高崎線・宇都宮線で問題があり,そのために上野東京ラインを走る常磐線にも影響が出て,最終的に非常に電車が遅れました。
 朝にその情報を見た段階で,いつもより数十分早く家を出て電車に乗ったので,何とかギリギリ間に合って事なきを得ました。
 しかし,運行情報を早い段階で偶然目にしていたからよかったものの,そうでなかったら遅刻していたところでした。

 私は普段は電車を利用せず,仕事での移動で使うばかりなので,基本的に電車の遅れによってことが左右されることはありません。
 また,これまでの人生で通学や通勤に電車を使ったことがないため,普通の方々よりも電車の遅延などによって困ったことは少ないと思います。
 そう考えると,電車通学・通勤の方々は,毎日このような不安定な状態に置かれているのかとしみじみ思った次第です。

 電車も完全なものではないですし,早さよりも安全を優先するのは最もなことですから,その意味では遅延や運休は致し方ないことなのだと思います。
 ですが,今朝のように他の乗り入れ路線等の影響で遅れが出るのは何となく釈然としない思いを抱きました。

 日本の交通システムは東京を中心にしていますが,そのことは東京でトラブルがあった場合は関連する交通が麻痺するということだと思います。
 地方の場合,路線が一本しかない場合などは,その路線が麻痺すると全てが止まってしまうことを考えれば,東京のように一つがダメならば代替方法があるという方が便利なのだろうとも思います。
 また,路線が多いことから,路線相互間の乗り入れが便利な方がよいこともよく分かります。
 ただ,今日のように乗り入れや相互の路線協力が多すぎると,一箇所に問題があった際に全てに関連してしまって,一見関連のなさそうなところが害を被るという結果になりかねません。

 特に,この上野東京ラインについては,上野から品川までという比較的短い間の路線であり,高崎線や宇都宮線などの複数の路線が利用するという割にはそこまで意味のある路線なのだろうかという思いがあります。
 もちろん,東京方面まで通勤する人たちにとっては,上野で止まられた後に山手線などに乗り換えねばなりませんから,その手間やそこで大移動する人による混雑を避けられるなどの意味があることは分かっています。
 しかし,そのために,どこか一路線で問題があった時に関連路線が全て問題が起こってしまうという構造はどうも何やら問題があるように思えてならないのです。
 大移動の手間と電車自体が止まってしまうことを比べれば,多くの人が電車が止まる方が困ると思うでしょうし,上野東京ラインは廃止してもいいのではないかと思いました。

 今日乗り入れ路線の影響で遅れたのは,どうも常磐線ばかりではないようで,こういうことは色々と起きうる問題なのだろうと思います。
 乗り入れのメリットは分かりますが,どこまで乗り入れを作るのか,もう少し工夫できるのではないかと思いました。


 阪神の福留さんが,契約交渉を行い,5000万円アップの推定年俸2億円で単年契約での更改をしたということです。

 これまでのネット上での噂のされ方が悪かったのでしょうが,私は正直いってもう少し上積みするような話になるのではないかと勝手に思っていました。
 しかし,金額的にも非常に妥当だと思いますし,むしろ福留さんに非常に好感を持てます。

 まず,今季の福留さんの成績ですが,2割8分1厘,20本塁打,76打点と,数字上はクリンナップとして標準以上ではあります。
 ですが,そんな数字でははかれない,負けている試合や同点の試合など打ってほしい時に打ってくれるという,打者に最も要求されることを成し遂げるなど,非常に素晴らしい働きをしてくれました。
 むしろ,福留さんに勝たせてもらった試合の数を考えれば,福留さんがいなかったら果たしてこのチームはどうなっていたのかとすら思います。
 ですから,今季のマートンさんがあまりよくない働きだったとは思いますが,福留さんがいるからこそ他球団にも誇れるクリンナップであったと思っています。

 次に,守備での貢献も素晴らしいものでした。
 阪神外野陣は,大和さんがセンターに入った時は非常に安心してみていられましたが,それ以外の選手で外野手として守備がうまいと評価できたのは福留さんくらいだったろうと思います。
 福留さんは無失策で強肩という非常に安定感と安心感のある守備力を誇っていましたが,他の選手は,残念ながら標準ないし不安を感じるレベルだったと思います。
 大和さんは打つ方がよくなかったため,結局今季打てて守れた外野手は福留さんだけだったというように思っています。

 第3に,他の選手に対する指導をしてくれていた点についてもありがたく思います。
 代表的な場面としては,江越さんが守備で問題があった時,福留さんが江越さんに話しかけているところがありますが,他にも年下の選手に対して指導をしたという話もあったと思います。
 あれだけ実績があり真面目な選手ですから,若い選手に与える影響も無視できないものがあると思います。

 そのように,福留さんは,阪神入団当初の評価を完全に覆す,チームの柱としての働きを見せてくれていたので,私は福留さんサイドとしては好条件を交渉するのではないかと思っていました。
 そして,出てきたものが,5000万円アップの2億円ということですから,非常にまっとうすぎて驚いた次第だったのです。
 また,契約も敢えて単年にしたということで,本当に自分の今までの評価と今年の成績と働きぶりを客観的に評価し,その上で契約をしたのだろうと思わされました。

 ですから,福留さんに対して非常に強い好感を持ちましたし,仮に来季が調子を崩してしまったとしても1年くらい仕方がないという広い心で見られるように思いました。
 ただ,来季にそのような状況になった時,今の心を忘れていないか,若干不安ではあるのですが。

 とりあえず,来季も福留さんが活躍することを願ってやみません。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:30

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