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 こんばんは。

 今日のブログは,HUNTER×HUNTERのことを書いていこうと思っているので,ご存じない方はおもしろくないと思います。
 また,以下はネタバレが含まれるので,ここから先はあくまで今週号を読んだという前提の下で私の感想を書いていきたいと思います。

 まず,正直言って,先週までの展開は退屈でした。
 というのは,作中でも五本の指に入る実力者であるクロロが,あまり表面上に出てこず,集めた能力を使って自らはほとんど手を下さずに追い込んでいき,ヒソカは一矢も報いられないという展開だったからです。
 また,クロロが使っている能力の組み合わせも,一読しただけではなかなか分かりづらく,それを何度か読み返して前後関係を確認する作業を行っても,詰め将棋を見ているかのようであまりおもしろみを感じませんでした。
 詰め将棋がおもしろくないのではなく,実際の戦いはRPGのターン制のような規則や理屈で進んでいくわけではないですから,ある意味理詰めばかりで進んで一矢も報いられない展開はおもしろみを欠くというように思いました。

 これを見ていて,この数回は伏線を張るための回と思っていましたし,そうでなければおもしろくなさ過ぎると思っていました。
 そう思って,この数週分を何度か見返すと,ヒソカがいくつかの違和感を感じているところが多く見受けられ,これらが伏線になるのだろうと思っていました。

 そんな中でも,私がとりわけ目を付けていたのが,シャルナークのアンテナがなくなっていて,これは釣り糸にでも結びつけられていたのではないかという描写でした。
 クロロがマチの能力も持っていったのかと思っていたのですが,そうして今週号を迎えてみれば,マチの実物が登場したため,これはもしかしたら幻影旅団が全員でヒソカをはめる展開なのではないかと思うようになりました。

 そうしてネットを見てみたら,私などよりもより進んだ考察をしているサイトがあったりして,ある意味私の予想も当たらずとも遠からずかと思いました。
 というか,団員全員でヒソカをはめるという展開でなければ,今週号のヒソカのように,突然理不尽に団員狩りをするとは思えませんでした。

 マチもグルであったと認識したものの,そこを敢えて最初の犠牲者にしなかったのは,最期を看取ろうとする情けをかけてきたからでしょうか。
 ヒソカがそんなキャラだったかというようにも思いましたが,そこは後で分かるでしょうし,今のところはそんな風に納得することとします。

 ただ,もしも幻影旅団がヒソカをはめたという説が正しかったとしても,やはりヒソカというキャラに対しては失望が拭えません。
 なぜならば,ヒソカは,早い段階で自らを最強と自負し,クロロとも全力で戦うことを希望していたのですから,どのような手段でこられようともそれを覆すことができてほしかったからです。
 それが,もしも団員が複数人でヒソカをはめたとしても,一矢も報いられずにほぼ無抵抗で敗北を喫したというのは残念というほかありませんでした。

 とはいえ,ヒソカ最強説は,グリードアイランドのドッジボールでいいようにやられていたところを思い浮かべれば,既に崩れていたように思います。
 また,HUNTER×HUNTERの中での頂上決戦は王対ネテロ会長でしょうし,今更それとヒソカを比べても,もはやヒソカが小物にしか見えない智思えます。
 さらに,クロロが今回ヒソカ打倒のために一計案じた策は,おそらくネテロ会長であれば対処可能だったかと思うと,やはりヒソカは作中最強ではないだろうと思わずにはいられません。

 なお,ヒソカが団員を殺害して回ることについて,クロロの能力をふさいでいくという効果を挙げられる方が多くいました。
 これについては私も賛同なのですが,作中ではクロロは頭の切れも随一のキャラですから,今回のハメ技が使えずとも別のやり方を編み出していきそうな気がしました。
 すなわち,今回クロロが対ヒソカ用に用意した策は,あくまで既知の能力の組み合わせの中での最適解ということなのだと思います。
 しかし,その最適解が使えないとしても,クロロほどのキャラならば,別の能力同士を組み合わせても十分戦略を作ることは可能だと思いますし,今回のヒソカの行為は幻影旅団にとって痛手であったとしてもクロロのヒソカに対しての今後の戦略については見直しの必要こそあれどもそれでヒソカが勝ちを拾えるかといえばそんなに甘くはないように思いました。

 と,色々と書いていきましたが,とりあえずこれまでの伏線を利用したであろう新展開に結構楽しみになりつつも,ヒソカの小物感にもがっかりしたというのがまとめの感想です。
 できれば,ヒソカには,こちらの想像をいくつも上回る存在であってほしいと思います。


 阪神の新外国人サッターホワイトさんですが,どうやら速球最速150キロの制球重視の投手のようです。
 マテオさんはそこそこの制球にスライダー,ドリスさんは速球があるものの制球難ということで,サッターホワイトさんはやや新しいタイプの投手といえると思います。
 防御率が1.80となかなかよいものですから,これらの情報を見る限りおそらくそれなりにまとまった投手なのだろうと思いますが,あとはどんな変化球がどのくらいの精度で投げられるのかということが問題でしょう。
 速球が最速150キロですから,おそらく通常時は140キロ前半から中盤くらいでしょうし,制球力だけでは打たれてしまうように思いますから,ストレートのキレか変化球か,それなりの長所があるのではないかと期待しているところです。
 マテオさんが14日に1軍合流ということで,ようやく多少は形が揃いそうですが,それでも絶対という選手がいない今は使える選手を順番に使っていくしかないでしょう。

 サッターホワイトさんの加入によって,70人の枠がいっぱいいっぱいということですが,その点についてもやや不安はあります。
 金本監督の下では,常に何かがいっぱいいっぱいなイメージがあり,いろいろなところに不安を感じますが,とりあえずそんな漠然とした不安はさておき,おもしろい野球をしてもらいたいものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:37

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