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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,高校生から上履きを盗んだ男が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この事件は,8月30日の夜に図書館駐輪場に止めてあった自転車の前かごから上履きが盗まれたというものです。
 上履きは男子高校生のもので,かかとに自分の名前を書いていました。
 9月9日夜,男子高校生が,同じ図書館で,自分の名前が書かれた上履きを履いた男を発見し,逮捕につながりました。
 男は靴を買う金がなかったと容疑を認めているそうです。

 この事件では,名前が書いてあった上履きを履いていたことが検挙につながったわけですが,犯人の男はほとんど合理的な思考ができていないと思われます。

 まず,盗品を外履き用に使うにもかかわらず,上履きを盗んでおります。
 通常上履きを外で履いていれば目立つでしょうし,それだけで一般人は違和感を感じて検挙につながる恐れがあると思うのが通常だと思います。

 次に,上履きには名前が書いてあったということですが,そういった被害者に対して自己の犯行が発覚してしまう目印をそのままにして盗品を使い続けるというのは,通常の発想ではないと思います。
 普通は,名前の部分を隠したりするなどして自身の犯行の発覚を防ぐものですが,そうした行為を一切しなかったと思われます。

 第3に,その盗品を使用したまま,事件から比較的短期間のうちに犯行現場にいたということです。
 通常は,犯行の発覚を恐れて,犯行を行った現場からなるべく時間的場所的に距離をとろうとするものですが,この事件ではそうではありませんでした。

 そういった挙動を一つ一つみていくと,この男はもはや合理的な思考をするだけの能力ないし余裕がなかったと思われます。
 男は,靴を買う金がなかったとして上履きを盗んだとしていますが,記事を見る限り一応仕事はしているようで,なぜその金が靴代に使われなかったのかは分かりません。

 この事件をみていて,再犯を防ぐ何らかの措置を講じなければおそらくこの男は同じような行為を今後も継続していくように思われました。
 その措置というのが,能力面か余裕の面からなのかは分かりませんが,いずれにせよ自力更生は少々難しそうな人であろうと思いました。


 今日の阪神は,岩貞さんが4安打完封,そして5点もとれたということで,本当に久しぶりに勝つことができました。

 今日は,中日さんが勝っていたので,今日負けていたら最下位転落という絶体絶命の場面でしたが,そこを一応は切り抜けられたとは思います。
 とはいえ,これだけ負けが込んでいる状況を見ていると,今日は首の乾いちまいつながったとみるのが相当であると思われ,とても喜べるようなものではありません。

 また,今日岩貞さんで負けていたら,藤浪さん11敗,能見さん11敗,メッセンジャーさん10敗のところで岩貞さんも10敗になってしまって10敗カルテットが結成されるところでした。
 あやうく岩貞さんが踏ん張って9敗にとどまっていますが,この数字をみていると本当に今年の阪神は酷いと改めて思いました。

 今日は鳥谷さんに福留さんの1発攻勢という非常に珍しい日でした。
 5点も入る試合などなかなかあるものではなく,それがこういう完封の日に出てしまうのは巡り合わせが悪いのかなどとも思ったりもしましたが,勝てたのはいいことだと思っています。

 今年の阪神の収穫を振り返れば,とりあえず岩貞さんが覚醒したこと,高山さんがマートンさんの穴を埋めたこと,北條さんが成長して鳥谷さんの代わりのショートに入れたこと,そして原口さんという将来の阪神の主砲になりうる人材が登場したことでしょうか。
 こうしてみると,今年は割と収穫の多かった年だと思いますし,若手を多く使って上記のようにものになる選手がそれなりに出てきたというのは来年以降に繋げられる超変革の効果はそこそこ出たのだろうと思っています。
 ただ,いかんせんそれ以外が酷すぎて,この10年くらいで一番弱かったのではないかと思われるくらいです。
 原因は,首脳陣の采配ミスや不調の鳥谷さんの起用に一時期は固執していたこと,守備が全体的にお粗末だったこと,藤浪さんが予想以上に制球が悪くてゲームを作れなかったことなどありますが,総括を述べるにはまだあと半月以上の試合がありますので,それらをみてから改めてしたいと思います。
 もはやCS出場も期待はしていませんが,それでももう少しファンを楽しませる野球をしてもらえたらと思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:40

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