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 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら,太平洋に誰の干渉も受けない都市を建設するというプロジェクトが現実味を帯びてきたというものを見たので,取り上げてみました。

 このプロジェクトは,2008年に開始され,シリコンバレーの億万長者が海の上に永久かつ革命的,そして政府の干渉も受けずに浮かぶ人工島を建設するというものです。
 シーズテッディング研究所がフランス領ポリネシアと人工島の建設のための了解覚書を締結したとの報道がなされたことで,プロジェクトが現実味を帯びてきたということでした。
 法と税金から完全に独立した海上のユートピア建設プロジェクトは,ペイパル創業者であるピーター・シールさんが後援に乗り出したものの,実現化の可能性については疑問が絶えなかったということでした。
 しかし,この覚書が締結されたことで本格的に進行し,特にシステディン研究所は人工島のイメージまで作成して追加で後悔するに至ったとのことでした。
 シーステッディング研究所のランドルフヘンケン理事は「人工島は,居住地,養殖漁業,医療施設,発言所などすべてのものを備えた新たな環境自給自足都市」としながら,「これまで私たちの夢を実現させてくれるパートナーを探していた」と明らかにし,「2019年に建設を開始し,翌年250人〜300人の住人を,2050年には数百万人もの人が生活できる都市になるだろう」と話したそうです。

 これを見ていて,プロジェクト自体は面白いと思うものの,果たして法と税金がない社会というものを実現できるのだろうかと思いました。
 法と税金に縛られないというのが魅力のようですが,なぜ法と税金ができたのかという背景を考えると,多くの人達が暮らすということを想定しているのに果たして実現可能なのだろうかと思います。
 というのは,誰も法や税金に好きこのんで縛られている訳ではないでしょうが,それでも世界中で何らかの形で法と税金があるというのはそれが必要だからだと思います。

 例えば,多くの人が暮らすとなれば,犯罪的行為が行われることもあるでしょうが,それを犯罪と定義付けられるのは法律があるからだと思います。
 法律なく住人の多数決で有罪とするとなれば,人の好き好きによって悪いことをしていなくても罰せられてしまうことになりかねず,むしろ安心して暮らせないと思います。

 また,強盗や殺人等の犯罪的行為を行う者が島に上陸してしまった時,警察的な組織が必要になると思いますが,警察組織に対して報酬を支払う財源は一般的に税金です。
 それを住人が私費で雇うのであれば,税金としての支出はなくても別の形での同じような支出があるだけで,税金がある時代とさほど状況が変わらないのではないかというようにも思います。

 挙げたのはいくつかの例に過ぎないのですが,法と税金がないというのは一見魅力のように思えても結局どこか別の形でそれが返ってくるだけなのではないかと思うのです。
 そして,新しい島を作るというのは,その島を作った人が法や税金などの新しい秩序を作れる権利を得られるという意味で人工島設立に有益な意味があるのかもしれないと思いました。
 ですから,こういったプロジェクトが実現するのであれば,法や税金がないということに魅力を感じるというよりも,設立メンバーとしてプロジェクトに参加することで秩序を作る側に回れるかどうかが大きな魅力なのではないかと思います。
 ただ,早期にプロジェクトに参加するには莫大な投資が必要ですから,それができるのはほんの一握りの人達に過ぎず,私たちにはそういうことがあるのだなと眺めるしかできないのだろうと思いました。


 阪神の金本監督が自主トレを視察し,板山さんのスイングを高評価しました。
 高山さんや北條さんらと比較しても,一番伸び幅があったのではないかと評し,ショート起用も視野に入れていると話しました。

 板山さんのショート挑戦については久慈さんも進言したということなので,個人的にはそれなりに信頼できることだとは思っています。
 ただ,本当にショートがよいかといえば,そんな簡単に就けるようなところではないと思うので,あくまで競争という形を作るためにショート挑戦をにおわしたというように考えるのが妥当なのだろうと思います。

 とはいえ,身体能力と野球センスはかなり高いというもっぱらの評判で,打撃については相当伸びたというようにもいわれているので,どこかで使って伸ばしたいという選手であることは間違いなくいえると思います。
 去年は本職の外野に加えて,セカンドとサードの守備練習をしていて,それもなかなかよいというようにも聞いておりますから,ショートもそれなりにできるということであればより出場機会が増えるのではないかと思います。
 外野は高山さんと糸井さん,福留さんで定員いっぱい,それに江越さんなども絡んでくるとなかなか出場機会の難しいポジションといわざるを得ません。
 一方,阪神の内野は,ファースト,セカンド,サードが未だ決まっていないというやや危機的な状況で,むしろこれらのポジションであれば十分板山さんが食い込める可能性があると思っています。

 去年は,高山さん,北條さん,原口さんと,若手野手が3人も台頭してきた非常に珍しい年でした。
 順位こそ思わしくないものでしたが,それでもやはり生え抜きの新戦力が出てくるのは非常に面白く感じるものです。
 阪神には,これから伸びることが期待される若手がたくさんいますので,板山さん含めて今年はまた数人出てきてくれると非常に見応えがあっていいと,楽しみにしております。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:01

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