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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,トランプ大統領に呪いをかけるため,集団で儀式が行われたというものを見たので,取り上げてみました。

 トランプ大統領といえば,その政策について世界的に賛否両論がありますが,賛成派だけでなく反対派も非常に意見が強く,激しく対立をしているところです。
 そんな中,25日未明から,トランプタワーの前に20人近い魔女や術使いが集結しました。
 その目的は,トランプ大統領を呪縛し,政権から引きづり降ろすため,呪縛呪文を唱える儀式を行うためということでした。
 用意されたのは,トランプ大統領の顔写真,蝋燭,水,塩,災難・転落を意味する塔のタロットカードでした。
 魔女達は,三日月と蝋燭の火に照らされ,「大統領の舌を,手足を,悪意を鎖で呪縛せよ」と唱え始めました。
 そうしたところ,これをよく思わないキリスト教徒が,この呪文を跳ね返すため,鏡を片手に対抗魔法を唱える姿が見られたということでした。
 魔女らは,トランプ大統領が退任する日まで魔術を使い続けるよう,世界各地に呼びかけているそうです。
 キリスト教のサイトでは,この動きを牽制し,魔女からの忌々しい儀式を阻止するため祈りで対抗しようとしているとのことです。
 そして,これは宣戦布告であり,霊的戦争の幕開けだと強い危機感を抱いているとのことでした。

 私は呪術等の力をいまいち理解していないのですが,これを積極的に肯定することはできないものの,否定するだけの材料ももっているということはできません。
 ただ,世の中の多くの人は,この力を積極的に肯定できないからこそ,このニュースは報じられるだけで終わってしまっているのだろうと思います。
 日本法では,呪術の類は脅迫罪等にはなるものの,これで結果が生じたところで行為と結果の間の因果関係を証明しようがないことから,結局はそれ以上の罪にはならないところです。
 アメリカ法は分からないのですが,おそらくアメリカ法でも大きな犯罪となっていればもっと騒ぎになっていたと思うと,同じように刑法犯には当たりづらいという判断なのではないかと思われます。

 ですが,その行為が力のあるものかどうかは別として,民主主義国家である以上,選挙権ある国民の投票によって決めるべき大統領の地位について呪術で降ろそうとする行為はいかがなものかと思います。
 呪術の効果が証明されていないだけで,もしもその効果がそれなりにあるものであればテロや武力革命を狙う行為と何ら変わらないと思うのです。
 アメリカの民主主義については,今回の大統領選挙の前後で見方が大きく変わってしまいましたが,今もその見方を変えないといけない事態なのではないかと思います。

 ちなみに,記事を見る限り,キリスト教の団体が魔女団体を批判するのは,おそらく上記のような武力革命に反対する趣旨ではなく,呪術という行為そのものに対する批判のように思われます。
 実際どうなのかは分かりませんが,呪術というものの宗教や霊的世界における位置づけは私にはいまいちよく分かりません。
 子供の頃にオカルトを見た時から何となく疑問だったのですが,これを機に暇を見て調べてみようと思いました。


 阪神の大山さんですが,今日の紅白戦では3出塁でした。
 内容は,ヒット2本に四球と,なかなかいい感じだと思います。
 大山さんは,ヒットが1本出るまではずいぶん苦労しましたが,一度リズムを掴んで以降はなかなか悪くないと思います。
 しかも,ローテーション候補の岩貞さんから1本打てたというのは極めて大きい収穫だったと思います。
 特に,打撃不振の時期から当てに行くということがなく,バッティングで迷っていないように思われ,それがむしろ1本出て立て続けにいい調子でいけている理由なのではないかと思われます。
 ずっとこのままというわけにも行かないでしょうが,とりあえず今後の成長を大いに期待しております。

 今日の紅白戦は,なんといっても,ドラフト2位の小野さんが素晴らしかったことでしょうか。
 この時期に153キロの速球をみられるとは思わず,あのバットコントロールに優れた高山さんを空振り三振に仕留めるなど,本物の雰囲気を漂わせています。
 フォークもいい感じで,前もいいましたが中継ぎであればローテーション1週目は十分に活躍できる器であろうと思います。
 ただ,彼はチームを背負って立つ選手になってもらいたいので,できれば先発としてきちんと育成してもらいたいと強く思います。

 阪神新外国人のキャンベルさんですが,紅白戦で空振りをした際に左手首を痛めたとのことで,病院に直行したそうです。
 正直言ってキャンベルさんについては当たればいいというくらいの期待でしたが,ここで怪我をしてしまうというのは何だかなという気持ちです。
 怪我ばかりはなかなか完全に回避することもできないですし,一生懸命やっている中での怪我であればそれを積極的に捉えるべきところでしょうが,問題は阪神における外国人野手は常に即戦力たる力を求められるところです。
 まして,阪神に不足していた右のサードの選手ですから,もしも想像以上に怪我の程度が重かった場合,そのまま別の選手が置き換わってしまうということも十分考えられるので,その意味でも残念でなりません。
 キャンベルさんの真価はまだ見られていないので,なるべく早期に回復してもらった上で,阪神に欠けている要素をどれだけ埋められるのか,是非ともみてみたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:24

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