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2017.03.16 Thursday
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,いわゆる返品詐欺で男が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この男が逮捕された容疑は,ホームセンターで,店頭のゴミ箱に捨ててあったレシートと記載されていたドッグフードなどの商品をレジに持って行って返品する商品の代金名目で約6000円を受け取ったという,いわゆる返品詐欺ということです。
 警察によると,防犯カメラに男がゴミ箱を漁った後,店内に入って,棚から商品を取り出してレジに持って行く姿が映っていたということでした。
 男は,以前からたびたびこの店で返品を求めていたということで,余罪についても捜査されているそうです。

 この手のいわゆる返品詐欺ですが,実は結構よく見るもので,私もかつて何件か仕事で見たことがあります。
 小規模で店員の入れ替わりが多くない店の場合,この手のことがなされるとすぐに感づかれますし,顔を覚えられるので,発見が容易です。
 ですが,大規模店で,かつ店員の入れ替わりが多い場合,各客の顔を覚えているというわけにはいかず,かつ商品を棚から持って行くという様もレジ担当の店員が確認できるわけでもないですから,発覚がなかなかしづらいという傾向にあります。
 このような場合,よく返品にくるとか,きちんと棚卸しがされていて商品の数と売り上げが一致しないということをこまめに把握できているとか,そういうことでもない限りなかなか把握が難しいという現実があります。
 ただ,大規模店の場合は防犯カメラが充実しているので,ひとたび疑いの目が向けられれば検挙は容易であるともいえる犯行形態だともいえると思います。

 返品詐欺の場合,何らかの形でレシートを入手するところから始まることが多いですが,本件のように店頭のゴミ箱となると,割と目立つのではないかというようにも思われます。
 ただ,それはゴミ箱の設置箇所等の問題もあるでしょうし,一概にはそのようにはいえないのかもしれません。
 最近は,ゴミの分別の問題や,家庭ゴミの持ち込みの問題もあることから,ゴミ箱を多く設置しない店もありますが,いずれにせよ小売店としてはこのような犯行の対策を考えていかねばならないでしょう。

 返品詐欺の事案の特徴としては,犯人側の経済的利益があまり大きくないことも挙げられると思います。
 もちろん,小売店にしてみれば,ディスカウントした状態で商品を販売しているため,一品でも持ち去られてしまえばその分の穴を埋めるためにどれだけの商品を売るのかという問題もあり,経済的損失はまったく軽視できるものではありません。
 一方で,犯人にしてみれば刑事責任を負うリスクがあるにもかかわらず,小売店のレシートを元にすれば通常はそこまで多額になるということもありません。
 また,多額のレシートを前提にすると,店側に怪しまれるというリスクもありますし,少額過ぎず多額すぎないというレシートを選別することになろうかと思います。
 そうすると,リスクに対して得られる利益があわず,結局返品詐欺というのは割に合わないものだと思います。
 そういう点や,最近の防犯カメラの充実ぶり等を考えて,このような犯行については差し控えるように願いたいものです。


 WBCですが,日本は決勝に進出しましたが,次の試合までずいぶん時間が空きます。
 連日これだけ盛り上がってしまうと,この空いた間をどうしてくれるのかという気持ちになります。

 その間を埋めるように,カブスさんとの練習試合が組まれたそうですが,その練習試合には藤浪さんが登板するという記事を見ました。
 藤浪さんは今のところ1試合しか登板できておらず,本人も悔しい思いをしているそうです。
 私自身,昨日は藤浪さんが出てくるのかと思いきや使われず,やはり制球に問題があると使われる場面は少ないのかと落胆したものです。
 球も走っていますし,変化球も悪くないのですが,やはり短期決戦の大事な場面で使われる選手というのは確実性の高い選手ということなのでしょう。
 藤浪さんが悔しい思いをしているところで,練習試合で登板するというのは,本人にとって果たしていいことなのかと,起用方法について色々と思うところがあります。
 ただ,藤浪さんはメジャー指向のある選手ですから,せっかくの機会なのでカブスさん相手にも十分通用する投手であるというところを見せつけてもらいたいものです。
 そして,そこでも投げっぷりで,準決勝から是非とも登板させたいと思わせる投手になってもらいたいと心から思います。

 阪神の大山さんですが,1軍の練習に参加せず,2軍の全体練習に参加したということです。
 おそらく,1軍のサードでは主に鳥谷さんが出場する可能性が高く,実戦経験を積ませるのであれば1軍帯同よりも2軍に参加させた方がよいという判断ではないかと思います。
 大山さんは,これまでのオープン戦で3割3分3厘1打点とそれなりの数字を残しており,もう少し他球団の1軍投手相手にどれだけできるのかを見てみたいという気持ちもあります。
 ですが,大山さんは,まだ体ができているとは思えず,色々と調整をしたりすることも数多くあると思われ,今そういったことを怠って1軍での経験を優先してしまうとのびしろが縮んでしまうのではという危惧もあります。
 そう思えば,ウエスタンリーグにあわせて大山さんが2軍に帯同してじっくりと体を作っていくことは非常によいことと思われます。
 そして,シーズン中盤から後半くらいに1軍に現れてそれなりに経験を積んでいけば,将来を大いに期待できる選手になってくれるのではと思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:30

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