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 こんばんは。


 昨日石原慎太郎さんの証人喚問が催されました。
 これについて色々と評価がありますが,ここで政治的な話について触れるつもりはありません。
 ただ,この喚問手続を見ていて思ったことを書いてみたいと思います。

 今回の喚問手続ですが,喚問以前の早い段階で石原さんは,当時のことは記憶にあまり残っていないのだと話をしていたように記憶しております。
 ですから,喚問手続以前から,石原さんの回答の大半について記憶にないとなされることは分かっていたと思います。
 また,これまでの石原さんのコメントなどを見ていて,「この質問をすればこのような回答がなされる」ということはほとんどのものについて明らかであったと思います。

 その視点を持った上で,この喚問手続を見てみると,質問者の質問について回答がこのようになされるであろうというものが大半に関して回答を待たずに分かったと思います。
 そのわかりきった回答をさせるための手続であったのであればよいのですが,どうもその後のニュースを見ているとその回答がほしかったわけではなさそうで,やはりわかりきった回答をさせる必要があったとはあまり思えません。
 もちろん,他の喚問を受けた方と石原さんの回答が整合しないということを引き出したいという面はあったのだろうと思いますが,どのような回答を引き出したいと考えた上で質問を行っていたのだろうかと思うところが随所にありました。
 ドラマにあるような,あのような質問の場面で「私が悪かった」などと謝る人がいるとは思えないですし,結局どこまでの回答を獲得目標にしていたのだろうと思いました。

 私は,法廷での尋問を生業としておりますが,議会での質問については全くの素人で,法廷尋問と議会質問を同じように考えることは間違いだと思っています。
 議会には議会の作法があり,それを踏まないといけないということもあるのだろうと思います。
 ただ,議会の質問と法廷尋問の最たる違いとして思ったのは,議会の質問の方が長いということです。
 その質問の中には,前提問題を誘導的に語り,物語調で質問を組み立て,そして話を聞くという形式なのですが,石原さんは何度か「何を聞きたいのか」と聞き返していたとおり,質問の番が長すぎて何を聞きたいのかよく分からないことがよく見受けられました。
 時々国会中継を見ていても同じような質問をよく見るので,これは議会の作法なのだろうと思うのですが,それにしても結局何を聞きたいのか,もう少し簡潔にしてもらいたいと思いました。
 また,質問の中に,「あなたのその回答は間違っている」という趣旨の質問者の意見を述べているというシーンもありましたが,個人的には質問者の意見をそこで述べるのではなく質問に時間を費やしてもらいたいとも思いました。
 ただでさえ質問時間が限られているのですから,必要なことを端的に聞いていくという姿勢で臨むことはできないのだろうか,これが議会の作法なのだろうかと何度も引っかかりました。

 私は議会の質問については素人なので,慣例等から見てあのような方法での質問を実践しなければならないのかどうか,実際のところはよく分かりません。
 ですが,法廷の尋問と違うところは,質問が長すぎる点,そして質問者が質問において意見などを蕩々と述べる点等でしょうか。
 また,質問の結果,どのような回答を引き出したいと思っているのか,その点についてもよく分かりませんでした。
 法廷尋問とは,ルールが違いますし,そもそも裁判では立証責任という概念があって,聞き出さねばならない回答について獲得目標が議会質問とは異なりますから,それを同一に語ることが間違いなのだろうとは思います。
 ただ,もしも日頃の議会でもこのような質問で行っているのだとすれば,おそらくは相当時間をかけることになろうかと思いました。

 百条委員会など滅多になされるものではないですし,これだけ注目されているものでなければ証人喚問をこんなに注目して見ることもないでしょうから,ある意味法廷尋問とは違う質問の世界がこのようにあると勉強になりました。
 籠池さんの証人喚問もなされる予定で,そこでも同じようにまた喚問手続における質問のなされ方を見られる機会があると思います。
 私自身は日常的に法廷尋問を行っていますが,他人がどのようにして尋問を行っているのか見る機会はあまりないので,この機会に色々と知ってみたいと思います。


 このところの阪神のオープン戦では,鳥谷さんの守備の問題がかなりクローズアップされております。
 このことは2年前からよく問題になっていましたが,特にショートから慣れないサードに移っているということも考えれば改善というのはなかなか難しいのかもしれないと思ったりもします。
 ですが,この光景は,往年のファンにとってはとても悲しいものです。

 2年前から鳥谷さんの守備についてミスが多く見られるようになりました。
 本来であれば,その時点で適宜休養をさせた上で使っていくべきだったのかもしれません。
 しかし,障害になるのがフルイニング出場だったと思います。
 金本監督の選手時代から鉄人の象徴としてなされていたフルイニング出場ですが,本来は中心的な選手が出続けることで,チームの柱がしっかりして,安定的なチーム運営を使用という,長期的視点から見れば極めて安定感のある戦略だったと思います。
 金本監督が引退した後は,フルイニング出場を鳥谷さんが継承して頑張っていたと思います。
 ですが,2年前に守備のミスが多少目立ち始めた時も,結局中心選手である鳥谷さんを使い続けることがチームの安定的運営に資する,希代の記録の更新も考えるべきである等のメリットを考えて,フルイニング出場を行いました。
 結果として,去年は守備面だけでなく攻撃面でも大ブレーキをしてしまい,最終的にシーズン中盤でショートの地位は北條さんにとって代わられつつあります。
 そして,今も守備に苦しんでおり,思えば2年前の時点で手を打っておけばという思いはあります。

 鳥谷さんは,実績があることから,打線にいるだけで相手にとっては脅威になりますし,往年のファンにとってはまた復活する様を強く希望する選手でもあります。
 しかし,オープン戦の守備を見ていると,少なくとも打撃については2割8分,ホームラン10本は打ってくれないと,ネームバリューだけではスタメン起用が難しいと思っています。
 もちろんオープン戦ですから,シーズンに入ればエンジンがかかるのかもしれません。
 ですが,今のままであるならば,個人的には糸原さんをサードで起用してくれた方が,少なくとも守備は大いに安定するように思っています。

 何とか復活してもらいたいものですが,その糸口はあるのでしょうか。
 これまでの功労者であるだけに,早期の結果は求めないものの,それでも今シーズン中に復活を遂げてもらいたいと強く願うばかりです。

 ちなみに,守備といえば,上本さんも問題です。
 先日の2エラーはマテオさんでなくてもストレスを感じます。
 阪神の守備の問題は去年からあれだけ課題になっていたのに,結局あまり解消されていないようです。
 一体このオフの間の守備練習は何だったのか,非常にいいたいことが多くあります。
 大山さんや糸原さんを始め,守備のよい若手が出てきている中,今の中心選手達はもっと危機感を持ってやってもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:27

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