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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,アメリカで,ピーナツバターを使って脱獄がされたというものがあったので,取り上げてみました。

 この刑務所から受刑者12人が脱獄したということで,うち1人が以前逃走中ということでした。
 受刑者らは,居室のドアの上に表示された番号をピーナツバターで不明瞭にしました。
 その上で,中央管理室にいた看守に対して,入室するので鍵を開けてほしいと声をかけ,看守が言われた通りの番号のドアを遠隔操作で解錠したということでした。
 ところが,この解錠したドアこそが外部へと通じるドアの番号だったということで,解錠されたドアから受刑者らが脱出したということでした。
 この看守は新人だったということでした。

 この事件を見ていて,漫画などでありがちなやり口のように思いましたが,それが通用するとは意外だという思いです。
 単純といえば単純なのですが,それでも気をつけないと騙されてしまう手口というべきなのでしょう。
 個人的には,遠隔操作でドアを解錠したということであれば,いくら部屋番号について騙されたとしても,遠隔操作のための手元のスイッチは外部のドアであると分かりそうなもので,手元のスイッチをよく見ていれば騙されないのではと思いました。
 ただ,実際のスイッチを見ているわけではないので,具体的にどのように騙されたのかは詳細な記事を見てみないことには分かりません。

 この事件を契機にピーナツバターをご飯の際に支給しないという措置がとられるのだとすれば,別のものが使われるだけだと思うので,ピーナツバターが問題だというのは間違いなように思います。
 おそらくこういうことを考える人は,ピーナツバターがなければ別のものを使うだけでしょうし,これを契機にピーナツバターを禁止にはしないでもらいたいものです。
 むしろ,自室にいろいろなものを持ち込める体制こそが問題であり,そのような点について今後厳重に管理する必要があろうかとは思いました。

 この事件を見ていて,個人的に思ったこととしては,暇な人というのは余計なことを思いつくということです。
 私がこれまで担当してきた事件でも,いろいろな手の込んだ策などを見ていた際,日々まじめに忙しくしている人達はおそらくこんなことを考えないだろうなと思うときがしばしばあります。
 そういうものは,どちらかというと暇な人が思いつくことが多いと思われ,今回も受刑者達は毎日の刑務作業の最中にいろいろと思いついたのだろうという気がします。
 忙しすぎることはいいことだとは思いませんが,暇というのは余計なものを生み出す契機になると改めて思いました。


 今日の阪神ですが,終盤にロジャースさんがタイムリーを打って逆転勝利しました。
 正直言って,均衡が崩される松山さんのホームランを食らったときは負ける覚悟をしていました。
 しかし,阪神打線が粘って抑えの今村さんから点をもぎ取りました。

 今村さんは,普段はいい投手なのですが,今日は制球が乱れ,らしくない3四球ということで,阪神はそれに助けられたというべきでしょう。
 ただ,そうだったとしても,チャンスの糸口を作った高山さん,四球をきっちりを選んだ各打者がいて,そしてロジャースさんに繋げたわけですから,彼らを軽く見ることはできません。
 一打を打ちたい場面で敢えてボールを見て四球を得るというのは,存外難しいと思いますし,打撃が上向いている福留さんなどはよくあの場面で待てたとベテランらしい判断力を評価したいと思います。

 そして,想像以上の今のところ活躍しているロジャースさんについても触れなければなりません。
 ロジャースさんは,日本に来てからそれなりに打てており,四球も選べているところを見ると,今のところは非常によく活躍できているというべきでしょう。
 今日もチャンスのあの場面でうまく打てたと思いますし,何しろ打つべきチャンスで打てているというのが今の阪神打線において非常に大きな意味のあることだと思います。
 相手チームもまだ研究ができていないということもあって,ロジャースさんの対策が十分に講じられていないということもあろうかとは思います。
 ですが,それでも日本に来て間もない現時点において,これだけ打てていて,今は文句なく4番打者として活躍できているのですから,私は今のところロジャースさんに不満はありません。
 来日前は,一発があるというよりはアベレージヒッターであると聞いており,実績から見ればキャンベルさんの方が上だろうと思っていました。
 キャンベルさんも実際2軍ではそれなりに打てているとは聞いているのですが,1軍では思ったほどの活躍ができていないため,キャンベルさんに劣る実績であれば獲得の必要はないのではとも思っていました。
 しかし,やはりこればかりは水があうかどうかという問題もあり,外国人選手は来日してみないと通用するかどうかは分からないものです。
 対策が講じられ始めてからもどの程度活躍できるかどうかで来年も残るかどうかが決まると思いますが,迫力不足の阪神打線を考えれば是非とも今以上活躍をして残留を決めてもらいたいものです。

 今日残念な点があったとすると,小野さんがそれなりに好投したにもかかわらず,また勝ちを付けられなかったことでしょうか。
 小野さんは,自ら打ち込まれてしまうこともままありますが,好投したときには援護が受けられずに,未だ勝ち星が付けられていないという不幸な感じです。
 シーズン途中からローテーションの一角を任される逸材ですから,早い段階で小野さんに勝ち星を付けてあげたいのですが,小野さん登板の試合はなかなか投打がうまくかみ合いません。
 次回登板こそ勝ち星が付けられるよう,願ってやみません。

 阪神は,今日負ければ自力優勝が消滅するところでした。
 そんなピンチを最後の最後で逆転勝利を飾れたので,今日の試合はなかなか見所があったというべきでしょう。
 ただ,広島さんとの差は未だ10ゲームもあり,やはり優勝への道のりは大変険しいといわざるを得ません。
 せめて明日も勝利して少しでも差を縮めてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:27

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