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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,札幌が冬季五輪の招致の撤退を検討している件についてあったので,取り上げてみました。

 札幌は,これまで2026年の冬季五輪の招致を熱心に検討してきました。
 しかし,北海道新幹線の札幌延伸を見据え,2026年に招致をするよりも2030年に変更することを希望し始めました。
 これについて,IOCが,JOCに対して,30年大会を見据えるにしても,26年大会には手を挙げ続けてほしいと求めたということでした。
 この背景にあるのは,26年大会の招致レースから下りる国が相次ぎ,選択肢が少なくなることを危惧してのことのようです。
 札幌としては,IOCのこのような意向を受けて,IOCの心証悪化が30年の招致レースに悪影響を及ぼすのではないかと懸念し,難しい判断を迫られているそうです。

 これを見ていて,そもそも26年の五輪招致に各国が消極的だということを初めて知りました。
 確かに五輪を招致することは国際的にも名誉なことなのだろうと思いますが,一方で施設や警備等の費用の問題や,夏の五輪に比べると盛り上がりがそこまで大きくないことなどが問題なのでしょうか。
 冬季五輪は開催できる場所が限られているため,その限られた場所が開催に難色を示せば,そこでの実施自体が難しくなると思いますし,もともと選択肢はそこまで多くはないのだろうと思われます。

 選択肢が少ないとなれば,数少ない残った国は,仮に行き届かない設備等であったとしても選ばれる可能性がありますし,そういった意味では競争が激化した方が五輪の環境はよくなっていくのでしょう。
 しかし,札幌のように,十分な準備が難しいと考えることで断念を検討している都市に対して,手を挙げ続けてほしいとお願いするのは,招致レース激化の意図以外を感じません。

 そもそも招致レース激化の最大のメリットは,よりよい環境での五輪開催だと思います。
 しかし,当該都市において充実した環境を整えられる自信がないというのであれば,それでも強行することによって迷惑を被るのは選手であろうかと思います。
 また,充実した環境を準備できない都市が招致レースに参加することによって,そこまで充実した準備は出来ないまでもそこそこの準備が出来るという都市が相対的に高く評価されることになるでしょう。
 そうなれば,よりよい環境での五輪開催という目的から遠ざかるようにも思えます。

 招致をすることで多額の費用がかかることが問題になるならば,ある程度既存施設での開催を許容する姿勢があればよいのでしょうが,国のメンツの問題として最終的にはそのようにする国も少ないのでしょう。
 それが五輪の招致にネックになっていて,招致辞退という結果を招いている側面があるようにも思われ,なかなか難しい問題だと思います。
 五輪招致がこのようなイベントになってしまった以上は仕方ないのかもしれませんが,どこかでこの流れを止めないと今後も同じような問題が起こり続けるような気がしてしまいます。


 今日の阪神ですが,日ハムの斎藤さんを打ち崩して,大量得点を背景に勝利しました。
 正直言って,これで阪神の打力は復活するとは思っておらず,どちらかというと今日の打ち勝った結果は斎藤さんの自爆のように思えます。
 もちろんホームランを打った高山さんや中谷さんを褒めないわけにはいかないでしょうが,斎藤さんは四球を多く出してしまい,結果が8安打6四球7失点ですから,残念ながら斎藤さんの独り相撲の結果の大量点だったと考えるのが相当であり,阪神の打力復活はまだ先だと思っています。

 一方,阪神先発メッセンジャーさんは,7回までは素晴らしい投球をしたものの,8回は4失点してしまい,もしもほかの試合だったら負けていただろうというものでした。
 もしかしたら大量点の援護があったので多少気のゆるみもあったのかもしれませんが,それにしてもエースの看板を背負う者としてはもう少しきりっとしてほしかったです。

 収穫としては,打線が活性化したことのほか,中継ぎとして登板した能見さんが素晴らしかったことでしょう。
 先日の能見さんの登板もよかったですが,中継ぎに回ってから能見さんが非常にいいです。
 先発をしていた時は,途中で打ち込まれてしまって失点する展開を見てきたのですが,今のスタミナ等の状況であれば短いイニングを全力で投げる方が合っているのかもしれません。
 いずれにせよ,能見さんが待機しているというのは,安心感と贅沢感を感じるものです。

 阪神の中継ぎは,一時期岩崎さん,高橋さん,石崎さん,マテオさんを頼っていましたが,このところ不調の投手が多く使いづらいところでした。
 そんなところで,能見さん,尾仲さん,谷川さんが出てきて,割と中継ぎを回せるようになっていて,阪神の投手陣はタレント揃いで盤石だと思います。
 本当に,この盤石さが打線でも多少見受けられればいいのですが,なかなかそうはうまくいかないものです。

 明日の阪神の先発は小野さんですが,前回は4回4失点というよろしくない内容だっただけに,今度は本来の能力通りきっちりと仕事をしてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:19

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