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2018.07.02 Monday
 こんばんは。


 今日,桂歌丸さんが亡くなるという衝撃的なニュースが入ってきました。

 最後に歌丸さんをお見かけしたのはいつなのかは覚えていませんが,どうやら昨日までテレビに出ていたらしく,それだけにその身を最後まで皆のために捧げていたのだろうと思います。
 まずはご冥福をお祈りします。

 このところ,お姿をお見かけする時には酸素吸引器を付けてのものばかりだったので,常に体調が悪い状態だったのだろうと思いますが,それでもよくテレビなどの企画に登場してくれていたと思います。
 出てきては,ウィットに富んだ嫌みのようなうまい言葉をさらりと述べておられ,この頭の回転こそが落語家として今まで生きてきた賜だろうと思ったものです。
 様々なことに挑戦されており,特に古典落語の掘り起こしについて尽力してきた功績などが挙げられる方だと思います。

 もっとも有名な笑点では,長年レギュラーとつとめており,もはや私が子供の頃からいて当然の人という印象が強いです。
 6代目円楽さんとは,いつも死を取り扱ったネタでやりとりをしていましたが,それが冗談ではない日はいつかくるとわかっていたとはいえ,現実に来てしまうと何とも寂しいものです。

 死因は慢性閉塞性肺疾患ということですが,どうやらその原因は喫煙のようです。
 昔は相当な量を吸っていたという話を聞いたことがありますが,喫煙というものの健康に与える影響については改めて考えさせられるものです。
 これを一概に否定するかどうかは別として,昨今では受動喫煙防止のために様々な法整備等がなされているところ,今回の歌丸さんのケースも広く世に知らしめるべきだろうと思います。
 記事によれば,歌丸さんは,長い間,閉塞性肺疾患で苦しめられてきたようですから,このリスクと喫煙のメリットを比較する機会を今一度世間に知ってもらうべきだろうと思いました。

 今は第一報というところですが,今後当然あるべきものとして考えていた歌丸さんがいないということが徐々にショックになっていくことでしょう。
 その認識を改めて持つたびに,おそらく歌丸さんという方の存在を思い知らされることになるのだろうと思いました。


 阪神糸井さんですが,骨折の疑いで長期離脱の可能性もあるといわれています。
 その原因は死球ですが,この死球は,岩貞さんの青木さんへの頭部死球や,マテオさんが7回裏に生じさせた死球に対する報復死球の疑いのあるものといわれています。
 もしも糸井さんが受けた球が報復死球であれば,私はヤクルトの選手に対して強く疑問に思うことになるだろうと思います。

 報復死球の文化は,野蛮なものであり,肯定はするつもりはありませんが,事実としてそのような文化の存在自体は受け入れます。
 今回の青木さんに対する頭部死球は重大であり,それに対してこのままでは済ませたくないという考えがあったとしても,その考え自体には納得できなくもありません。
 また,マテオさんの死球も見てみると,同じ試合で死球が重なること自体どうかと思いますから,報復を思い至る感情はひとまず理解しようと思います。
 ですが,それが糸井さんの長期離脱を招く事態まで生じさせるものが妥当かといえば,到底許しがたいものだと思います。

 先の死球の結果は重大ではあるものの,あくまで過失の行いです。
 しかし,糸井さんに対する死球は報復であれば故意であり,その故意によって選手生命を揺るがしかねない打撃を与えるのはもはや暴力であって,先日の日大の案件と事情の差こそあれ,悪質性においてそこまで違いがあるとは思えません。
 特に,糸井さんの36歳という年齢も考えれば,選手生命自体が危うくなる可能性もありますし,貧打の阪神の中軸を担う選手である以上,阪神の順位争いに極めて大きく影響をすることにもなるでしょう。
 そういった諸々の事情を考慮すれば,万一報復死球をするとしても,ゆるめの球を使うべきであり,かつ膝ではなく当たっても次に出場することが十分可能な部位に当てるべきと思います。
 仮にコントロールミスで膝に当ててしまったのであれば,そもそも報復死球など実行しようと考えること自体が許されるものではないと思います。

 おそらくヤクルトさんもここまでの事態になると思って報復死球を実行したのではないだろうと思うのですが,それでも引きおこした結果の重大性を良く理解してもらった上で,今後報復死球という文化に手を染めないでもらいたいと強く思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20

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