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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,アメリカで警察が犯罪の禁止を発表したというものがあったので,取り上げてみました。

 アメリカ中西部の一部の地域では,今週,気温と体感温度予報が氷点下40度になるともいわれていますが,警察はこれを受けて犯罪を禁止し無効にすると発表しているということです。
 ある警察は,ネットで,猛烈な寒さと風のため,我が警察はあらゆる軽犯罪及び重犯罪活動を無効とする,犯罪者諸君においては今は犯罪を犯すには寒すぎるので,家で読書などをするなどして,外出して犯罪を犯すのは止めてほしい旨述べたということでした。
 別の警察でも,犯罪禁止に違反したら最悪禁固刑を科すなどと述べているということです。
 他の警察では,寒波の下では負傷したり死亡したりする危険も大きくなり,凍傷になるまで30分もかからないなどと警告しているところもあったということでした。
 ただ,シカゴの報道によれば,市の何カ所かで,銃で脅して防寒着を盗む事件も起きているということでした。

 最近日本でも寒波の話題を良く耳にしますが,アメリカの寒波は日本のそれとはまたレベルが違うもののように思います。
 警察の立場になれば,犯罪禁止というのも非常に頷けるところです。

 ただ,おもしろみのない突っ込みではありますが,犯罪が禁止なのはいつものことで,その根拠は寒波ではなく法律だということは前提として触れておくべきでしょう。
 その上で,寒波を原因とする犯罪禁止を発表したということですが,これでは温かくなれば犯罪解禁の日もあるかのように見えてしまいました。
 そういうことはないことはわかっているのですが,この時期だけ殊更犯罪を禁止だと謳うのは若干違和感を感じました。

 また,この情報を目にした犯罪者の立場としては,この時期であれば警察の動きが鈍いため,犯罪をしたとしても逃げ切れると考える可能性があると思います。
 ある警察では,犯罪禁止に違反したら最悪禁固刑だと述べているようですが,刑を決めるのは警察ではなく裁判所ですから,それはそれで間違っているのではというようにも思われ,警告になっているのだろうかとも思えます。

 さらに,これらの一連の警察のコメントは,一般的な市民にしてみれば,いざ犯罪に巻き込まれたとしても警察の対処が遅れてしまう可能性があり,それは許容してもらいたいというようにも見えてしまいます。
 その意味では,警察機能の低下の可能性を感じるとも思われ,漠然とした不安感が漂うように思いました。

 アメリカ社会の中ではこういった警察のコメントは受け入れられるのかも知れませんが,個人的には何だか警察がこういうことをいうのは嫌だなと思いました。


 阪神の新外国人のマルテさんについて,室内練習場での打撃練習において,左の打撃投手に対して鋭い打球を連発したという記事を見ました。
 記事の叙述によれば,力強く,スピードのあるスイングで,大きなフォロースルーだったということでした。
 打撃投手の話によれば,外のボールに対してもしっかり打てているということで,ミート力が高かったということでした。

 正直言って,この時期の外国人野手を殊更大きく取り上げる記事の類はあまり信用できません。
 遡れば,メンチさんが思い出されますが,去年のロサリオさんも紅白戦の始まりの頃は大絶賛でしたし,よくよく考えれば,この時期で悪い話を出す理由もないわけです。
 そう考えると,この記事を見てマルテさんの評価が何か変わるかといえば,特に何もないというのが率直な感想ではあるのですが,それでも悪い話が出てくるよりはよっぽどいいことと思うことにしています。
 マルテさんが当たるかどうかが阪神打線がうまく昨日するかに直結する問題だと思いますので,何とか活躍してほしいと心から願うばかりです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:14

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