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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,ある県立高校で,定期試験中にトイレに経った場合に点数を1割減らしていたというものがあったので,取り上げてみました

 このような措置は10年以上前から行われていたそうで,今月から始まる中間テストから廃止されたということでした。
 学校によれば,今年度は1人,昨年度は9人が対象となったものの,原点で通知表の評価が下がったということはないそうです。
 原点措置は,試験中に途中退席する生徒が多かったために設けられたということで,試験前に口頭で生徒に伝え,退室を申し出た生徒には「減点されるかもしれない」と教員が確認した上で,別の教員がトイレに連れて行ったということでした。
 校長は,生徒に我慢を強いた非人権的な規則で,全校集会を開いて生徒に謝罪したいと話しているということです。

 このニュースを見ていて,最も問題なことは,生徒への予測可能性をどれだけ与えていたのかということだと思います。
 規則が作られた背景は記事からなんとなく理解できたのですが,それが校則の形で公にされていたのでしょうか。
 もしもこれが試験より以前からある程度きちんと周知されていたのであれば,減点をされたとしてもトイレに行きたいかという選択をできたと思いますし,そもそも試験前にきちんとその準備もしようと考える生徒もいたことでしょう。
 もちろん,試験中に頻繁にトイレに立つことは常識的によろしくないとは思いますが,それでも試験前に余裕のない時にそこまで頭がまわらないというときもあるでしょうし,そういうときのために予めこの規則が周知されていたのかどうかは非常に大きな問題だと思います。
 もしも校則の形で皆が閲覧できる状況に置かれたりしていなかったり,普段からそのようなルールが有ることが周知されていなかったりした場合,予測できない不利益処分ということで,そもそもこうした減点措置自体が無効となるべきものであると思われます。

 次に,仮に予め周知されていたとしても,減点が免除されるような事由があったのかも問題だと思います。
 校長は非人権的な規則だと述べましたが,これは体調不良であったとしても試験中であるならばトイレを我慢せよというように強いる行為を指すものと思われ,確かにこのような行為は非人権的という誹りをされても致し方ないように思われます。
 ですから,例えば試験中にトイレに行くとしても,それが体調不良によるものか,それとも試験開始前に行くべきところを忘れていただけなのか,それともカンニング等の目的なのか,それらによっても場合分けの上で措置を講じるべきようにも思われますが,そういった点は特に考慮されるようになっていなかったのでしょうか。

 仕事上,学校や会社から,組織による不利益処分について相談を受けることがありますが,こうした時に予め備えられたルールに従って処分をしようと考える組織が少ないことが気になります。
 結局,不利益処分を科せる根拠は規則に定められているからであり,そこに定めがあるからこそ相手も自身に不利益が科されるかもしれないという予測可能性があるわけです。
 ですから,不利益な処分を科す前提として規則に従うということはガバナンスとして当然であり,この学校はその視点が欠けていたように思われます。
 特に,そのペナルティともいうべき処分が点数1割減ということですから,極めて重いと思いますし,これについてもしも明文規則なしに実行したとすればいくら未成年を相手にした学校という団体といえども大きな問題ではないかと思います。


 CSファイナルステージが昨日から始まりましたが,阪神は2連敗して早速後がなくなりました。

 試合を見ている限り,投手をコロコロ代えすぎて,先発投手がどっしりと役割を果たす読売と対照的に見えます。
 短期決戦ですから,調子の良い投手を形振り構わず交代させて起用するというのは理解したいと思うのですが,阪神は横浜さんとの死闘で投手を大きく疲弊させてしまって余裕がないところで,毎日あんなにコロコロと代えるのは逆効果にように思えました。
 先発の高橋さんは,1失点はしたものの,2イニングで交代ということですから,その後の展開次第では中継ぎ投手陣に過剰な負担がかかってしまうのではないかと心配になります。
 その点,読売は,シーズンと同じように,先発投手がいつものように投げている感じで,やはり非常事態の戦い方をしている阪神と比べてまだまだ余裕がありそうです。
 それも先に得点しているからだということは間違いないとは思うのですが,それにしても阪神の投手起用は余裕を感じません。

 また,貧打については,まさに阪神らしい状況だと思いました。
 これだけ打てないかと思ってみましたが,そもそも打てなかったと思うと,特にこの状況がおかしいと思うこともないと思えました。

 阪神は,横浜さんとの死闘で力尽きてしまったのは,スラムダンクでいう湘北が山王と戦って力尽きてしまったかのような状態ではないかと見ています。
 ただ,一方で,シーズン終盤から横浜さんとの対戦まで,投打が噛み合いすぎていたというようにも思え,それが横浜さんとの戦いの終盤では打線の貧弱さがもとに戻りつつあったところだったと思えば,打線が元に戻っただけというようにも考えています。

 阪神がこれから4連勝してくれるととても嬉しいとは思いますが,土日が台風で中止になる可能性を考えると,場合によっては予備日との関係で,今日までの敗戦で実質詰んでしまっている可能性もあります。
 もちろん阪神の意地は最後まで見てみたいとは思うものの,阪神のシーズンオフの課題が貧弱な打線に関する大幅な血の入れ替えを含めた立て直しであることは誰の目から見ても明らかになったわけですから,このCSファイナルステージはそれを浮き彫りにしたという意味で意義があったとも考えています。
 とりあえず,また明日の試合を楽しみにしたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:25

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