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 こんばんは。


 このところ世の中を騒がせている新型コロナウイルス肺炎ですが、今日のニュースでは陽性反応の判定を受けた後に飲食店に行った人がいるというものがあったので、取り上げてみました。

 この人は、同居する両親がコロナ感染が確認されたため、検査を受けることになった結果、陽性反応と判定されました。
 医療機関からは、受け入れ先の医療機関が見つかるまで自宅に待機するように要請しましたが、この人はその後一人で飲食店に行ったということでした。
 保健所によると、店内にいた濃厚接触者について健康観察の対象としたということで、自宅待機を求めたということでした。
 その後、この人は受け入れ先の医療機関が決まった後で搬送されたということでした。

 コロナ感染については、治療期間の見通しもわからず、隔離されるとしてもいつまでなのかも見通しが立ちません。
 そのため、この人が、隔離される前に、隔離後できないことをしておこうと思ったことはなんとなく理解できます。

 ですが、この行為によって、立ち寄られた飲食店の店員は濃厚接触者として自宅待機を余儀なくされ、かつこの飲食店は消毒措置等が講じられることでしょう。
 飲食店の名前は公には明らかにされていませんが、おそらく近隣では知られていると思われ、消毒措置が講じられたとしても客足が遠のく等の悪影響が生じることは容易に想像されます。
 この人は、自身の願望を叶えるため、他人の商売や健康を蔑ろにすることになったわけで、そういったことまで理解していた上で行ったのだろうかと思います。

 この行為については、場合によっては法的責任すら生じると思います。
 刑事責任として、偽計業務妨害罪が成立するかですが、未必の故意に基づいて行ったと解釈できるかどうかはなかなか難しいかもしれず、この面からは成立しないかもしれません。
 しかし、民事責任としては、故意がなかったとしても過失はあるでしょうから、それによって店員の健康被害だけでなく、場合によっては店の休店に伴う損失、風評被害等によって生じる損失などが生じると思われ、それらについて賠償責任が生じる可能性は十分にあるように思われます。
 そうなると、刑事責任までいくかはなんとも言いがたいですが、民事賠償責任としてそれなりに高額の賠償責任を負う可能性があるわけで、それに見合うだけの行為だったのかというように思うわけです。

 満員電車で通勤する人々が多いことを考えれば、検査結果がないだけで潜在的にコロナ感染している人は数多くいるのではないかと思われます。
 それだけに、私も含め明日は我が身と考えている人も多いのではないかと思うのですが、一方でこういう時こそ節度を忘れてしまう可能性が高くなってしまいますから、一層気をつけないといけないだろうと思いました。


 今日は阪神の藤浪さんが大学生相手に登板しましたが、4回3安打1失点4奪三振と悪くはない結果でした。
 大学生相手ですから、この数字をそこまで好調だと考えるには難しいかもしれませんが、今日の投球で特筆すべきは抜け球、引っかけ球がなかったことでしょう。

 藤浪さんに抜け球等がでなかった理由について、投球フォームや調子の問題かもしれませんし、大学生相手の試合であったことや無観客であったことによってプレッシャーが少なかったことが挙げられるかもしれません。
 個人的には、後者のプレッシャーが原因なのかどうかについてより深く知る必要があると思いますので、今度はプロ相手に無観客で投げるという試合においてどうなるのかを見極める必要があると思います。

 とはいえ、藤浪さんが少しずつでも復活の方向に進んでいってくれるのであれば、これ以上のことはないと思いますので、私は素直に期待したいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20

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