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 こんばんは。


 先日よりネット上で話題の100日後に死ぬワニについて、このところ世間では騒動になっているので、取り上げてみました。

 この作品について、私はほとんど何も知らなかったのですが、100日目の前日くらいからやたらとネット上で話題になっていることで知りました。
 かといって、特に作品を見たりすることもなく、100日目がやってきたところでネット上でオチを見ただけという、非常につまらない楽しみ方をしてしまった私ですが、その後大きな騒動となりました。

 その理由としては、最終回を終えた直後、様々なグッズやイベント等が発表されていたことから、これまでの作品やそれを続けていたこと自体がそういった商売に結びつけるためのマーケティングではなかったのかという疑念を持たれたからだと思います。
 特に、イベントの量やグッズの売り出しなど、かなり準備万端だったように見え、それが特定の会社との関係を結びつけられて話題になっているようです。

 これについては、ネット上で物議を醸しており、ステルスマーケティングが許しがたいという意見や、儲けることの何が悪いのかという意見など、賛否両論あるようです。
 この騒動を見ていて、ほとんど作品に思い入れがない私が何を言っても仕方ないのはわかっていつつも、少し思ったことを書いてみます。

 個人的には、これがマーケティング要素を含もうが何だろうが、面白いと思って好きならば別にいいかとは思いました。
 結局、この作品を評価して、そのグッズがほしいと思う人がいるのであれば、そのグッズを楽しんだり、イベントにも行ったりすればいいのだろうと思います。

 一方、この作品はいわゆる娯楽物であり、これを面白いと思う人間があってこそ存立するものであることも事実です。
 それは、作品そのものだけでなく、作品の背景や売り出し方などの総合的な視点から、面白さを評価するということも十分あることだろうと思います。
 そのため、マーケティング手法等について否定的な意見を持つ人は、もはやこの作品を楽しむということは難しいのかもしれませんし、それまで無料で楽しんでいたとしてもあえてお金を使うのかといえばそういうことはない可能性が高いように思います。

 これについて、儲けてもいいじゃないかという意見も間違っていないと思います。
 ただ、娯楽というのは、あくまで強要されて楽しむものではありませんから、一度嫌悪感等を持った人がこのような意見を聞いて考えが変わればよし、そうでなければそれ以上でもそれ以下でもないということだと思います。

 ですから、楽しみたい人は楽しめばいいですし、そうでない人はもはや触れたくないと思うかもしれず、それ以上のものではないとは思います。
 とはいえ、100日目の前日の盛り上がりぶりを思い出すと、もしも疑惑を持たれないような形でマーケティングを展開できていれば、それなりに売り上げが見込めるコンテンツだったのではないかと思うと、もったいないなという感は否めません。
 作品は素朴でいい感じだと思いますし、やり方の問題が大きかったのかと思うと、戦略ミスでいい作品が否定的評価をされてしまうのは気の毒だなと思いました。
 ネット上の噂はあくまで噂の域を出ませんが、もしも本当に計画されて売り出されていたのだとすれば、もう少し計画を頑張ればというように思ったりもしました。


 開幕戦が延期となったプロ野球ですが、4月24日開幕を前提にいろいろと検討されているそうです。
 ただし、その中には、コロナ対策として、球場満員にはしない、高齢者の入場は避けるなどの対策が検討されているということです。

 先日の専門家会議の内容によれば、通気性の悪い空間に、多くの人が集い、大声を出したりする環境はよくないということでした。
 そうなると、ドーム球場での開催は基本的にはよくないように思われ、ドーム球場が本拠地の球団にとってはなかなか厳しい事態となるのではないかと思われます。

 また、大声を出したりすることがよくないのだとすれば、外野席の熱烈な応援は基本的に禁じられるべきということになるでしょうし、球場は応援歌のない静かな雰囲気となるのでしょうか。
 応援歌なしで野球を見たいという、ある意味野球そのものを好きな人にはたまらない状況かもしれませんし、応援をしに行く人には極めて物足りないこととなるのでしょう。

 座席については、間隔を空けるということが挙げられているようですが、これはおそらく横の席だけでなく、前の席についても1列空けるなどの工夫が必要となることと思われます。
 そうなると、すでに売れてしまったチケットも、払い戻しの対象とならざるを得ないと思われ、この点において混乱が予想されます。
 もしも4月24日からとなるならば、そろそろ払い戻しと再度の売り出しについて検討しなければ間に合わないように思われ、この点のスケジュール管理も難しそうです。

 集団感染の可能性を考えると、野球興行自体を実施するかどうかも難しいと思われます。
 欧米などでは、完全に社会機能が停止してしまっておりますが、日本は現状そこまでではないとしても、油断すればすぐに同様の事態に陥りかねません。
 2月末に比べて、最近は町にいる人の数が徐々に増えてきたように思われ、自粛ムードについて若干緩みが出てきたようにも思います。
 これはいい部分と悪い部分があるように思われますが、結局いつまで自粛していいのかわからないことが最たる原因のように思います。
 ゴールのないマラソン状態になっている今としては、途中で休憩してしまう人が続出しているという感じになってきていると思われ、そういった緩みが経済を動かす要因にもなっていると思うと、悪いとばかり言い切ってしまうのはよくないことなのでしょう。
 ただ、こういった状況で、爆発的に感染が広まるリスクが潜んでいるように思われ、そんな中で野球興行をスタートさせることは正直言って不安がありますし、観戦に行くにしてもそれなりに様子を見てからという気になっていることも事実です。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:54

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