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 こんばんは。


 先日先発として大炎上してしまった藤浪さんですが、今日アスレチックスさんのマーク監督は中継ぎへの配置転換について発表したので、取り上げてみました。

 藤浪さんは、ここまで4試合に先発して0勝4敗、防御率14.40、24失点、15四死球、12奪三振という成績でした。
 マーク監督は、このような事態に鑑みて、明日からリリーフとして起用し、ストライクを投げるところ、直球の制球を取り戻すところを見ていく、先発ローテーションに復帰できないとはいわないが、短期間はこの方向で彼の投球を評価すると話したということでした。

 私は、もともと藤浪さんの適性は中継ぎだと思っていたので、今回の判断は適切だと思います。
 というか、むしろこの判断に至ったのはやむを得なかったと思いました。

 これまでの藤浪さんの投球は、初めは全力で投球してそれなりに抑えられていたものの、回を重ねていたところでスタミナ切れを起こし、フォームが崩れて制球が乱れ、走者が出てピンチを背負い、勝負どころで投げる変化球を痛打されるという展開だったと思います。
 4試合目は初回からやられてしまいましたが、ひとまずそれを例外とするならば、短いイニングを全力投球するというのであれば十分に通用する球は持っていると思っています。
 ですが、今のスタミナや技術ではメジャーの強打者相手に長いイニングを投げて通用するとは思いがたく、これは小手先の対策でどうにかなる問題ではないと思っています。

 また、藤浪さんは、一回崩れてしまうとそこから立て直すことが難しく、場合によっては交代を視野に入れるしかありません。
 しかし、先発投手として起用された場合、試合を作ることを期待されているわけですから、調子が崩れたとしても容易に交代させるわけにも行かず、そのため場合によっては藤浪さんと心中する道も選択せざるを得なくなります。

 そういった点を諸々考えるに、藤浪さんの能力を存分に生かすには中継ぎ起用、その上で藤浪さんが崩れる兆候が見えた段階で交代させるというのがよいと思っていました。
 マーク監督がどのような思考経路を辿ってこの結論に至ったのかはわかりませんが、私としては今の藤浪さんの状況を考えれば正解だと思います。
 むしろ、これだけの問題投球を重ねていたのですから、人によっては自由契約すらあり得たかもしれないところ、何とか藤浪さんの活躍の場を作ろうという温情すら感じる考え方ではないかと思います。

 藤浪さんは、日本時代から先発起用にこだわっており、今回の中継ぎでの起用方針は不本意極まりないものだと捉えているのではないかと思います。
 ですが、今の成績を考えれば、このような事態になることも受け入れざるを得ないと思っているのではというようにも思います。
 自身の希望を叶えるためには実力で勝ち取るしかないということは本人もわかっていることと思いますので、これから積み重ねてまた先発として起用される日を期待したいと思います。


 今日の阪神は,雨で試合が中止でした。
 こればかりは仕方ないですし、中継ぎ投手陣を休ませられたことは非常によいことと思うようにしたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20

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