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 こんばんは。


 アスレチックスさんに所属する藤浪さんですが、今日は3−1で6回1アウト満塁の場面で登板しました。
 結果としては、連続押し出し四球と犠牲フライで3−4と逆転を許しました。
 最終的には1回3分の2を1安打無失点ということではありましたが、逆転を許したことで初めてセーブ失敗ということになりました。

 藤浪さんの投球を見るに,ストレートは相変わらず球威はあったものの、残念ながら制球はいつものとおりでした。
 藤浪さんの制球についてはもはや公知の事実であろうと思うのですが、それにもかかわらず1アウト満塁の場面で登板させた方が問題があったのではというようにも思いました。
 この場面では、1失点までで止められればリードのままいけるわけですから、1失点は覚悟して代わりにアウトを取りに行くという判断が要求されていたと思います。
 つまり、三振がとれれば申し分はないものの、それよりは低めに制球をしてゴロで打たせ、可能であれば併殺にとるということが重要であり、この局面では球威よりは制球力の方が重要だったと思います。
 ところが、藤浪さんは、連続押し出し四球ということになってしまったわけで、失点を覚悟する守備だとか、そういった考え方とは縁遠い結果となりました。
 その意味で、藤浪さんの起用はミスだったのではと思わずにはいられません。

 藤浪さんの個人成績を見てみると、今日は藤浪さんに自責点がなかったので、防御率は11.57となり、遂に12点台を切りました。
 しかし、計32イニングで30四死球ということで、ほぼ毎イニング四死球を出している計算になります。
 正直言って、この数字を見ていると、いくら164キロの速球を投げたとしても起用することには勇気が要ると思います。
 こうしてみると、投手にはどんなに速い球があったとしても、最低限の制球力がないとなかなか起用が難しいということを認識させられます。

 チームの投手事情を考えると、藤浪さんを直ちに起用しないという判断は難しいのかもしれません。
 ただ、はっきり言って、藤浪さんの状況を見ていて、シーズン中に改善される見込みを感じないので、このまま藤浪さんが安定して活躍する姿を想像することが難しいと思います。
 藤浪さんにとっては、先を見据えるよりも今目の前のことをどのように対処するかが重要だと思いますので、チャンスが与えられているうちは全力を尽くしてもらいたいものです。


 昨日の阪神は、浜地さんが打たれてしまってから最終的に延長戦で同点となって終わりました。
 今日から6連戦を控えているにもかかわらず、投手陣は疲弊しきっていましたし、打撃陣も延長戦で冷え切っていたところだったので、今日の試合は大変なものになるのだろうと思っていました。

 そして迎えた今日の試合でしたが、残念ながら、私の悪い予感が概ね当たってしまったと思いました。
 あのような冷え切った打線では楽天さんを倒すことは難しかったと思います。
 昨日は8回の1点差で負けていたところから同点に追いつく気概がありましたが、延長戦で冷えてしまったところを引き継いでしまったのは仕方がないと思いました。

 ただ、今日の試合のよかった点としては、村上さんが頑張って完投してくれたことでしょう。
 敗戦投手になってしまったことは大変残念ではありますが、それでも村上さんが投げきってくれたことで、疲弊しきった投手陣を休ませられたことはこれからの戦いにきっとよい影響を与えてくれると思います。
 そのため、今日の試合では村上さんに対して強く感謝したいと思います。

 昨日の延長戦の悪い部分については今日で断ち切れたのではと思っていますので、明日からはまたロッテさんとの2戦目の時のような試合を見せてくれるのではと期待しています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20

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