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 こんばんは。


 今日昼頃にすぎやまこういちさんが逝去されたという一報を見まして、本日はこれを取り上げてみたいと思います。

 すぎやまこういちさんは作曲家で、いろいろな著名なお仕事がありましたが、特に有名なのはドラゴンクエストシリーズに携わったことだと思います。
 私は、小学校の頃からドラゴンクエストシリーズに関わって育ってきたもので、曲を聴くとドラゴンクエストの曲というよりは第何作目の曲なのかと頭にすっと入ってくるくらい馴染んでおりました。
 隣にあるのが当然というものであり、耳に入るだけでゲームの情景が思い出せるくらいにまでなっていたと思います。

 小学校の頃に自分が最も気に入っていた曲は、ドラクエ2の復活の呪文の時の曲であるLoveSong探してでしょうか。
 復活の呪文をメモし間違えて、前にゲームを終えたところから再開できない悔しさを何度となく味わったものですが、そんなときにずっと流れている曲でした。
 ドラクエ3以降のぼうけんのしょが消えたときに流れる音はトラウマものであり、本来であれば復活の呪文を何度も入力しているあの時の曲はいらだちを想起させるはずの曲であるにもかかわらず、あの曲が小学生の自分の中でいい思い出として残っているというのは、嫌な思い出と中和しても自分に訴えかけるものがあったからなのではと自分の中で意味づけしたりしています。

 ドラクエのその後のシリーズでは、過去作品の曲がそのまま使われていたりする場面が相当ありましたが、過去作品の曲が使われるとそれだけで名作っぽい雰囲気や盛り上がる雰囲気ができてきたりするもので、それだけ私の根幹の部分に根付いているということなのではないかと思います。
 特に、ドラクエ11では、過去作品の曲がふんだんに使われていて、時々ずるさすら感じたものでした。

 すぎやまさんが高齢であることは承知しておりましたので、こういう日がいつかは来ることは理解していたものの、この日が来てしまったというのはやはり残念というほかありません。
 次回作であるドラクエ12の話もあったところでこういったことになったというのは残念であり、次回作の曲の大半がすぎやまさんの曲ではないというのはドラクエシリーズとして転換期なのではというようにも思います。
 ドラクエシリーズはもっと続くべきものであるとは思いますが、次回作はこれまでのすぎやまさんの仕事を受け継いで、新しいドラクエを作ってくれるのか、期待と不安があります。

 個人的には、オリンピックの開会式でドラクエのテーマが使われたことを振り返ると、すぎやまさんが亡くなる前に東京オリンピックが開催されてよかったというように思いました。
 もちろんそれだけのためにオリンピックが開催されるべきというようには思いませんが、それでも開会式ですぎやまさんがどれだけ喜んだことだろうと思うと、ひとまずこれまでのご苦労の一部は報われたのではというように思いました。

 ご冥福をお祈りいたします。


 今日の阪神ですが、及川さんがホームランを打たれて逆転されてしまいました。
 これまでの阪神の連勝は出来過ぎでしたから、及川さんがここで打たれたとしてもそれを殊更取り上げて責めるつもりもないのですが、それでもここでの敗戦は大変大きなものだったといわざるを得ないと思います。

 裏で開催されていたヤクルト読売戦では、ヤクルトさんがサヨナラ勝ちをしまして、遂にこれまでぴったりとくっついていた両チームのゲーム差が開くことになりました。
 これで、阪神が優勝するためには、明日から始まるヤクルトさんとの3連戦を全勝するくらいでいかねばほぼ無理という状況に追い込まれてしまい、現時点で阪神の優勝は事実上相当厳しいこととなってしまいました。
 ただ、このところの両チームの状態を見ていると、阪神が弱いというよりはヤクルトさんが強すぎるという印象が強く、こればかりは仕方がないのかと思うばかりです。

 こうなっては、明日からの3連戦を見守りたいと思います。
 3連勝できずに優勝を逃したとしても、CSで当たることになるわけですから、そこで得意意識を持って有利に進めるためには最低限勝ち越しをしてもらいたいと思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:15

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