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 こんばんは。


 このところ、新型コロナウイルス感染症の関連で、大人数での宴会は自粛というのが世の中の流れとなっております。
 それを開催した政治家たちに対する非難の声が毎日聞こえてきていますが、その中にはある市の市議会議員14人が宴会したということも話題に上がっていましたので、その点について取り上げてみました。

 市議会議員らは謝罪会見を行い、その中である方は「そこまで深く考えないで開催してしまったということで反省している」と謝罪したということでした。
 また、その宴会には市議会議員14人のほかにコンパニオン3人を読んでいたということですが、これについて感染防止策の一つだと説明しました。
 その説明というのは、各議員が立ったり座ったりするのは感染しやすいのではないかということで、なるべく席を立たずにコンパニオンにビール等を運んでいただくことで議員がコロナにかからないようにした配慮だったということでした。

 おそらく私がいろいろというまでもなく、この説明で納得した人はかなり少ないのではと思います。
 これでは、議員が感染しないようにするためにコンパニオンを呼んだものの、コンパニオンは感染してもよいというように聞こえます。
 もしもそうでないのであれば、コンパニオンが完全防護服を着用でもしていれば理解できなくもないところではありますが、おそらくそんなこともないのでしょうし、結局各議員がコロナに感染しないようにコンパニオンに肩代わりしてもらおうとしたというように聞こえてしまうわけです。
 そうすると、そのようなリスクを冒してでも宴会を開催すべきだったのかというような大元の問題に戻ってきそうであり、やはり非難は免れないのだろうと思いました。

 そして、こうしてみると、謝罪だけしておけばよかったと思いますし、下手な言い訳をしたことで日本中にニュースとして取り上げられてしまったのですから、余計なことをいわなければよかったのにというようにしみじみ思います。
 おそらく議員の方々は、この会見より前にどんな風に話すべきかということを議論したのだろうと思うのですが、この説明はやめた方がいいと止めた人たちはいなかったのでしょうか。
 もしもそれがいなかったとすれば、民意とのずれを感じますし、それが次の選挙において資質の問題を考慮する上での材料になることもあるのかとも思いました。

 一方で、思うこととしては、この議員たちが軽率だったかどうか別としても、この議員たちが宴会を開催したことはこのご時世において店側やコンパニオンは救われたのだろうなともいうことです。
 店側は顧客が大きく減少しているでしょうし、ましてこのご時世でコンパニオンまで呼ぶことはさらに少ないでしょうから、そのような中でこのような豪毅な宴会を開催してくれたことは社会的にはどうかという点はおいておくとしても、救われた人もいるのだろうなと皮肉ながら思います。
 政治家は模範として動くべきという考え方や、今は政治側が自粛を求めているのに自分がそれを守っていないのではなどと考えれば、今回のことを肯定的に考えるのは難しいかもしれないのですが、とはいえコロナ関連で仕事を失っている人たちはどうしたらよいのか、その点はなんとも難しいものです。


 阪神を戦力外になった上本さんと岡崎さんが引退することになったという記事を見ました。
 両選手とも私の中ではいろいろと思い出がありますが、特に上本さんについては怪我さえなければ大いに活躍が期待できた選手ですし、このような形で終わってしまうことは大変残念というほかありません。
 好調だったシーズンの5月に怪我でそのまま出られなかったときは、ご本人も相当つらい思いをしたのだろうと思うのですが、それを思うたび鳥谷さんのように丈夫であればと思ったこともありました。
 その経験や能力は今後の野球界に役立てられるものだと思いますので、なんとかどのような形でも野球に携わってもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:37
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