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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、富士通さんが、ニューイヤー駅伝の優勝旗を紛失したというものがあったので、取り上げてみました。

 富士通さんは、今年の元旦に実施されたニューイヤー駅伝で優勝し、優勝旗を預かっていました。
 これを来年元旦の次回大会に向けて日本実業団陸上競技連合に返還する準備をしていたところ、所在不明が発覚したということでした。
 富士通さんは、6月以降にフロア移動したということで、その際に保管場所を複数回にわたり変更しており、紛失、誤廃棄、盗難の可能性があるそうです。しかし、現在も発見に至っていないということでした。
 その上で、優勝旗の創作に全力を尽くすとした上で、歴代優勝チームへの謝罪等を誠意を持って対応する、反省しお詫びすると述べております。
 なお、優勝杯は現存しているということです。

 このような件は前代未聞ではないかと思います。
 というのも、優勝旗という名誉あるものについては、一般的に来客等の人目に付くところに設置したりして常に誰かが所在を把握していると思われるからです。
 それを、保管ケースに入れて保管することまではありうることとしても、そのまま所在がわからないというのは、少し考えられません。
 しかも、結構な大きさですから、何かに紛れるということも考えがたいと思います。
 そもそも、優勝旗は預かり物ですから、そういった自分のものではないものの保管についてどうしているのか、優勝旗ですらこのような扱いをしているのに他の重要なものは本当にきちんと保管してくれているのか等と疑念の目をもたれても仕方がないことと思います。そういう意味では、通常業務の信頼に対しても影響があるかもしれません。

 また、このような扱いを見るに、富士通さんが駅伝についてあまり関心がないように見えてしまいます。
 優勝旗はニューイヤー駅伝という業界内では名誉ある大会の優勝という極めて価値の高いものですから、その価値をわかっていれば行方不明になるというぞんざいな扱いはしないと思われるものの、こうして紛失としたということを聞くと、駅伝に関心がなかったのかというように見えてしまいました。
 こういうことは、社内の駅伝に携わる方々はもちろんのこと、陸上業界に対しても非常に悪い影響を及ぼしかねないことではないかと思われ、その点でも大変残念に思います。

 加えて、時系列を見てみると、11月27日に優勝旗の所在不明が発覚したにもかかわらず、日本実業団陸上競技連合に一報が入ったのが12月8日ということでした。
 27日からある程度捜索をしたものの見つからなかった時点で直ちに報告を入れるべきであるのに、報告は所在不明に気づいてから結構時間が経っています。このことも会社の体質として問題ではないかとみられてしまう可能性があるのではと思われます。

 現時点で出てきていないならば、駅伝の開催が間近に迫っていることも考えると新しいものを作成するのが合理的な考え方ということになるのでしょうか。
 ただ、優勝旗を作成するのにどれだけの時間を要するのかわからず、場合によっては大会に間に合わない可能性もあるのでしょう。
 そうなれば次回大会で優勝したチームは気の毒な思いをすることになるのでしょうし、その点をどのように埋め合わせるのかは今後の運営側の問題かもしれません。
 仮に富士通さんが次回大会で優勝した場合、優勝旗は間に合わないとしても、優勝杯を社内で保管することはなんとなく憚られるのではというように思いました。しかし、選手たちには何ら落ち度はなく、仮に憚られるとしたらその点でも罪深いことと思います。


 阪神の藤浪さんが、今オフの自主トレを読売の菅野さんとともに行うという記事を見ました。
 藤浪さんから菅野さんにお願いしますと連絡をして、菅野さんに応じてもらったということのようです。

 藤浪さんは、このところの制球難の解決に向けて例年色々と頑張っておりますが、なかなか奏功しない歯がゆさがあります。
 そんなところで、制球力が高い菅野さんの下で何かつかむことができるとしたら個人的には大変ありがたいと思います。
 藤浪さんがこのように自身の課題に対して果敢に向かっていく姿は個人的にはとても嬉しく思いますし、そろそろ何かが実を結んで欲しいと思います。
 これだけの素材の選手がこのまま埋もれて終わってしまうのはもったいないですし、何とか来季こそ課題を克服してもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:21
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