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 こんばんは。


 今日は、阪神ではない投手の話題を取り上げてみたいと思います。

 今季横浜さんに加入したバウアーさんですが、サイヤング賞受賞投手ということで、非常に期待されていました。
 私自身、往年のバウアーさんの投球を知っていたので、今季横浜さんにバウアーさんが来るということで、これはとんでもないことになるのではと警戒していました。

 そのバウアーさんが今日3度目の先発登板をしましたが、結果は2回8安打7失点と散々というべき出来だったと思います。
 前回が6回7失点ということで、前の登板よりも打ち込まれてしまったということになります。

 直球は150キロ後半をマークしていたものの、ここまで打ち込まれてしまったのは、基本的に球がほとんど高めだったからではないかと思いました。
 その高めの球というのは釣り球というよりは空振りをとる気で投げているように思われ、それが打者にとってはちょうどよい高さにきたところを打ち込まれたという印象でした。
 このような配球では、変化球の種類が多くあったとしても打ち込まれてしまうのではというように思いました。
 昔からよく言われるアウトローの球というのがあまり見受けられず、バウアーさんの考える配球は日本の打者とは相性に問題があるのかもしれないと思いました。
 また、以前からいわれていた走者を背負ったときの投球も課題だったと思いました。

 これまで見てきた限りでは、バウアーさんのスペック自体は高いことは間違いないと思いますが、各球団が分析を重ねた結果が出ているのが今の状況ではというように思いました。
 バウアーさんが見極められたというように考えるよりも、相手が対応してきているというのが大きいように思われ、今のままでは次の登板も同じことが起きかねないと思いました。
 バウアーさんは、今日の投球について非常に不運な部分があるとコメントしていましたが、今日のことを不運と解釈してしまうのであれば今後も同じことが起きてしまうと思いますから、きちんと分析して対応してもらいたいと思います。

 個人的にはサイヤング賞受賞投手の本気を日本で見られる機会は非常に貴重だと思っているので、次回登板ではその真価を見せてもらえるよう、期待したいところです。


 今日の阪神ですが、中日さんに9-4で勝利しました。

 今日は、村上さんが5回96球7安打1四球7奪三振4失点と、今季でもっともよくない投球だったものの、勝利を収めました。
 今日の村上さんについては、これまでの投球よりもよくない部分があったとしても、球審の不安定なジャッジで不運な結果になってしまったところもあったかと思います。
 これまでが出来過ぎだったようにも思うので、今日の件はあまり悪く考えることなく、勝利を収めたという結果を胸に、次回登板を頑張ってもらいたいところです。

 打線は全般的に好調で、このところの阪神打線は佐藤さんの調子が上がってきているところに引っ張られているようにも思えます。
 阪神打線は近本さんと中野さんが引っ張る形になっていましたが、そこに大山さんと佐藤さんという中軸が機能し始めるとやはり脅威であると思います。

 阪神は、今日の勝利で5連勝となり、首位を固めました。
 また、首位を争う横浜さんとヤクルトさんが敗戦した日に勝てたということがより大きいことと思います。
 何度もいいますが、今の順位にさほどの意味はないものの、それでも首位という形は気分のいいものです。
 打線の調子はいい状態ですから、この状態を明日も引き継いで楽しい野球を見せてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:33
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