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 こんばんは。


 アスレチックスさんに所属していた藤浪さんについて、今朝電撃トレードの一報がありました。
 なんと首位に立ったばかりのオリオールズさんにトレード移籍するということでした。

 正直言ってこの一報は大変驚きましたが、様々な方々の思惑を考えると納得できるところもあります。

 まず、このところの藤浪さんの出来ですが、開幕当初の問題が嘘のように、6月以降の防御率は3.26、7月に限れば2.25と素晴らしいものと言っていいと思います。
 この要因は、メジャーに馴染み始めたことや持ち前の球威がメジャーでも十分通用することがわかり自信につながっていること等があると思います。
 私から見ると、打者側が藤浪さんの制球難を意識して踏み込むのをためらっているように見えるのですが、これも影響しているとすれば藤浪さんの武器の一つというべきなのかも知れません。
 いずれにせよ、藤浪さんは、起用方法を工夫すれば十分に戦力となることはわかりましたから、藤浪さんにとっては最下位が確定的なアスレチックスさんよりは首位争いをしているオリオールズさんに所属できた方が緊張感や充実感を味わえるのではと思います。
 首位争いしているチームで活躍できれば、来季のメジャー契約も見込めますから、チャンスであろうと思います。

 オリオールズさんにしてみれば、優勝争いしているところでは中継ぎ投手は何人いても多すぎるということはないでしょう。
 特に、藤浪さんのように最近活躍している投手を、マイナー投手とのトレードで獲得できたことは純粋に得しかないと思います。

 アスレチックスさんですが、優秀な中継ぎ投手を失うことになったことは損失でしょう。
 しかし、これまでの報道によれば50イニング登板でボーナスが生じる契約だったと思いますが、今49.1イニングなので、ボーナスを払わずに済みました。
 正直言って、今のアスレチックスさんにおいて今季の順位はあまり意味のあるものではなく、そうであれば来季に向けて出費を抑えることはチームとしては大事な考え方ではないかと思います。
 そのため、投げさせるだけ投げさせた上であと1イニング投げさせれば支払わなければならないボーナスの支払いを回避できた今のタイミングはアスレチックスさんにとってはこの上ないものだったと思います。

 藤浪さんは、色々と苦しんだりしていたものの、これまで見ている限りでは実力はよく発揮していますし、運も持っているように思えますから、オリオールズさんでの活躍によって優勝でもしてくれたらとても面白いと思っています。
 これから藤浪さんが置かれる場面はこれまで以上に緊張感が高まりますが、そんな場面で藤浪さんを見られることを楽しみにしたいと思います。


 オールスターが昨日今日と開催されましたが、阪神選手の成績を見るに、正直言ってあまりよくなかったと思います。
 特に、投手陣ですが、村上さんは2回4失点、岩崎さんは1回2失点、大竹さんは1回1失点と皆が失点し、振るいませんでした。
 ただ、岡田監督が言うとおり、9選手も出場したにもかかわらず、アクシデントがなかったことがもっともよいことと思っています。
 また、阪神以外のセリーグの選手の打率が1割2分5厘ということで、これでは勝てないだろうとも思いました。
 オールスターなど勝ち負けはあまり気にするものでもないのですが、それでもこれだけ差が付くというのは、今のセリーグ球団はどこもあまり強くないなと改めて思いました。

 とりあえず、阪神対パリーグのオールスターも終わり、これから後半戦を迎えますが、近本さんの状態が気になります。
 やはり近本さんが活躍しないと打線に厚みがないため、怪我の問題はあれ復帰を心から願っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:34
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