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 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら、AIをAI生成コンテンツで学習させると崩壊するというリスクがあるというものがあったので、取り上げてみました。

 ある研究において、AIが生成したデータを利用してAIモデルの訓練をしたところ、学習モデルが崩壊したということでした。
 学習したAIモデルにテキストを生成させた上で、その生成データを学習用データに組み込んでさらに学習をさせたところ、このプロセスを9度繰り返したところでAIモデルが意味不明な話をするようになったということでした。
 AIが崩壊した理由ですが、AIモデルが学習できるのは研究チームから与えられたデータであるところ、最初に与えられた人間製のデータは質がよく多様性に富んでいたということでした。
 しかし、AIが生成するデータは多様性が劣化しており、語彙や表現などが抜け落ちるなどのエラーが混ざり、それが蓄積して崩壊に至ったということでした。
 AIが学習するためには高品質で多様なデータが必要と思われるということでした。

 近年AIはいろいろなところで用いられるようになり、極めて身近な存在になってきていると思います。
 最近では、謝罪文なども生成AIに作成させる等ということが物議を醸すというニュースもあったりするなど、重要場面で使われるという話もしばしば耳にします。
 AIが人間の職を奪うという話が出てきたり、SFものの小説ではAIが暴走して人間を支配する話などもあったりして、脅威にもなりかねない存在というようにも思われる側面もあるようです。

 そんなAIの弱点の一つがこのAIの再学習ということだというのは非常に関心の持てるものかと思います。
 AIの高度な性能は学習すべきデータの豊富さによってくる要素が大きいと思われるところ、その要素は現時点での状況ではAI同士では補い合えないということなのだろうと思います。
 そのため、SF小説などによく出てくるAIの暴走という設定は、今よりもよほど高度なAIが、AI生成データによる学習を前提としても機能するということでなければ難しいのでしょうし、そういった未来はまだまだ先なのだろうと思いました。

 現時点での技術を前提にするならば、AIの学習のためには、データを内部循環させるのではなく、新しい情報を取り入れて行う必要があるというのであれば、AIが高度なものであったとしても、まだ人間に抗う余地がありそうだとは思いました。
 ただ、そういった余地も技術の発展によってどんどん狭まっているのだろうと思われ、あくまで現時点での技術状況を前提とするならばということだというのは覚えておきたいと思いました。

 また、こういうニュースを見ると、最近は信頼性が高まっているAIも、やはり現時点では手放しで信頼することはできないのだと改めて思いました。
 どんなに科学技術が発展しても、結局最後は人間が注意深く確認をすることが重要であり、あくまで科学技術は結果に至る過程の補助であるという考えを忘れてはいけないのだろうと思います。


 今日の阪神ですが、まさか読売とのカードを3タテで終えました。
 しかも、今日は9−2での勝利であり、あの貧打でどうしようもなかった阪神が連日大量得点をとっています。

 今日の打線は、5試合連続の2桁安打で、13安打9得点という絶好調ぶりを発揮しました。
 前川さんが3本のタイムリーで4打点、木浪さんが2本のタイムリーで3打点、森下さんが7試合連続打点、佐藤さんがソロホームランと、これまでなぜその活躍ができなかったのかと怒りたくなるくらいよく打ちました。
 結局は前川さんが初回にタイムリーを打ったことで流れができたことが要因だったのでしょうが、それにしても流れができればこれだけできるのかと思います。
 今の阪神において流れを作れる打者は、前川さんと森下さんだと思うので、ひとまずこの両者には調子のいいうちにもっと活躍してもらいたいと思います。

 また、先発ビーズリーさんは6回を3安打2失点と、相変わらずの安定感で良く試合を作ってくれました。
 ビーズリーさんは読売に強いと言われていますが、結局のところ相応に活躍したところで読売に強いと言われ始め、これを言われたことによって読売に苦手意識が生じたという卵が先か鶏が先かという感じのことではないかと思っています。
 今日は読売に対して初失点となりましたが、いつか失点はするのですから、結局のところ試合を作ってくれればいいので、この点については何とも思いません。

 後を継いだ岩貞さん、岡留さん、漆原さんは、大量得点を背負っていたにもかかわらず気の緩みを見せずにきちんと無失点で抑えてくれまして、こういうところで締まった試合を見せてくれると次に続くと思いました。
 点の取り合いをしてしまいと感覚が狂ってしまいますから、点を取った試合でも失点は少なくするということができるならば、チームの緩みは少なく済みそうな気がします。

 今日の勝利によって、読売が首位から陥落しただけでなく、首位まで0.5差に迫ることになりました。
 昨日も述べたとおり、現時点での順位にそこまで大きな意味はないとは思いますが、それでも勝負の8月でなるべくよい順位に付けておくことが終盤に救いになりますから、今日の結果は素直に喜ぶべきと思います。
 明日からは旗門の横浜スタジアムでの試合ですが、最近横浜さんはかなり調子が悪いので、ここで勝ち越して上位を確保したいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | -  | - | 23:54
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