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 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら、メッツ傘下3Aに所属する藤浪さんが2回を無安打無失点という好投を見せたというものがあったので、取り上げてみました。

 藤浪さんは、8点ビハインドの7回から3番手として登板しました。
 この日は、先頭打者をショートフライに打ち取った後、2連続三振で無失点でした。
 また、回を跨いで8回にも登板したところ、3者連続空振り三振を奪いました。
 速球の最速は160キロであり、全23球のうち21球がストライクということで、制球も安定していました。
 これで防御率が9.37から8.35に大幅に改善しました。

 この日の登板内容を見るに、いい時の藤浪さんの投球だったと思います。
 制球が乱れずに思ったところに球が行く藤浪さんは、マイナーだけでなくメジャーでも誰も手を付けられないレベルで通用すると思います。

 このような登板ができれば、メジャーでも十分に通用すると思いますが、問題はこのような登板を次回以降もできるかでしょう。
 藤浪さんについては、投球内容は、日によってどころか打席、1球ごとにいきなり崩れたりすることもあり、今回のような安定した素晴らしい内容が次以降も見られるかといえばおそらく難しいのではないかと思われます。
 それが思うようにできていれば本人も今のような悔しい思いはしていないはずでしょうし、おそらく本当に難しいことなのだろうと思われます。

 ただ、このような投球を繰り返すことが来季以降メジャーリーグで登板機会が回ってくるかどうかに大きく影響をするでしょうし、藤浪さんとしては今日のような投球を続ける必要があります。
 今日のような投球をできるようなコツをつかめればいいのですが、日本にいたときも時々とんでもなく素晴らしい投球をすることもあったものの次回以降に再現ができていた訳ではなかったので、簡単な話ではないのだろうと思いました。
 とはいえ、私としては、あの素材が存分に力を発揮する姿を見たいと心より願っていますので、何とか次回以降も素晴らしい投球を見せてもらいたいと思うばかりです。


 このところの阪神ですが、広島さんと読売に負け越しただけでなく、中日さんには2敗1分という最低に近いような結果を出してしまいました。
 要因は、打線よりは投手陣のように見えますが、昨日は岩崎さん、今日は伊藤さんと、これまで打線が頼りない時代に負ぶさってきた方々が苦しんでいます。
 打線がふがいないときに助けてもらったことが多くある以上、あまり強いことをいいたくはないですが、それでも勝負どころでこれだけ負けが込んでいるところを見るに、正直言ってもっとやってほしいと思うばかりです。
 また、中継ぎ投手陣の疲労の状況を見るに、補強が不足していた感は否めず、昨オフからキャンプにかけての首脳陣の姿勢に大きな問題があったように思います。

 私は8月は五分五分で切り抜けることが優勝の条件だと思っていましたが、現時点ではかなり厳しいといわざるを得ません。
 こういった勝負どころで落とすところを見るに、はっきり言って今の阪神は強くないと思います。
 それでも3位にいられるのは、他球団の調子のおかげだと思われ、残念ながら阪神の強さゆえにAクラスにいるわけではないのでしょう。
 調子の波の問題が大きく左右しているとは思うのですが、今季はその波の左右する領域が大きすぎて、仮に日本シリーズに進出できたとしてもその波の向きによって容易に潰されてしまうように思います。

 今からチームを立て直すことはできないと思いますが、それでももう少し見て楽しかったと思える試合をしてもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:07
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