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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,菅元首相が,昨年発生した原発事故に関して「事故が大きくなった殆どの原因は東日本大震災の発生した昨年3月11日の前にあった」という見解を示したというものがありました。

 菅さんの事故対応が功を奏したか否かの判断は事故調査委員会の発表を待ってからとしたいので,ここでその点については言及しません。
 しかし,仮に菅さんの事故対応が完璧だったとして,その原因が3.11前のものに尽きたとしても,私は菅さんの責任を減じることにはならないと思います。
 というのは,皆様もご存じの通り,原発は原子力安全保安院とか原子力安全委員会などの官庁の監督の下運営されていたわけですが,3.11の前に原因があったのだとすればこれらの監督官庁の監督に大いに問題があったと考えられるからです。すなわち,行政の総責任者であった菅さんは,行政庁の不備に関する責任を負っているわけで,彼に責任がないという帰結は論理的にあり得ないわけです。
 確かに,行政のトップが隅々まで目を行き届かせるのは事実上不可能でしょう。その意味では,完全な責任を追及するのは酷なのかもしれません。
 ですが,責任者というのはいざ問題があったときに責任を取るのが仕事なわけで,彼は総責任者だったのですから,3.11の前に原因があったからという理由で責任を減じるという考え方は許されないと思います。
 ですから,菅さんのこのような話を聞いたところで「そういう考えもあるのか」という以上の意味は感じませんでした。

 城島さんの具合ですが,どうやら屈伸も思うようにできない状態な様です。
 現在捕手のほかに1塁,外野手も視野に頑張っているようですが,少なくともこのような足の状態だと座った体勢の多い捕手はもちろん,外野も非常に難しいでしょう。また,1塁もそれなりに膝を使いますし,かなり困難なのではないかと思います。
 この症状が完治するのか否かは分かりませんが、無理をさせることなくある程度は治療に専念させないとこのまま中途半端な状態が続いてしまうのではないかと懸念しております。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:57

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