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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,コーラを1日10リットル飲む習慣のあったニュージーランド人の女性に関するものがありました。
 この女性は残念ながら最終的には不整脈を原因とする心臓発作で亡くなってしまったのですが,大量にコーラを飲み続けるという生活習慣が大きな要因になったと検視官が述べたということでした。
 そして,検視官は,アメリカの大手飲料会社に対して,カフェイン入りの製品に健康警告を表示するように勧告したということでした。また,これと同時に,検視官は,当局にも」警告表示の必要性や炭酸飲料のカフェイン含有量の上限引き下げを検討するよう求めたということでした。
 なお,この女性の遺族は,コーラに健康警告の表示がなかったため,上記の引用週間が危険だとは思わなかったということでした。
 ニュージーランドのコーラの会社は,声明で,この女性の心臓発作の原因について同意できないとする専門からの見解を引用し,検視官も死因について確定できないことを認めているとしながら,この女性の生活スタイルとコーラの飲み過ぎにばかり焦点が当てられたことは遺憾であると発表したということでした。

 このニュースを見て,率直に,飲み過ぎがよくなかったのだろうと思いました。
 水だって1日10リットルを飲むのは大変な苦行だと思いますが,ましてあんな甘い飲料を1日10リットルも飲めば体のどこかに問題があると通常であれば思い至ってもいいはずだと思いますし,そこに思いを巡らせず好きなものを飲食し続けたのですから,残念ながらあまり同情はできかねます。
 遺族の気持ちも分からなくはないのですが,あれだけ甘い炭酸飲料を,1日10リットルも飲んでいるにもかかわらず,健康警告の表示がないから分からなかったというのはさすがに無理がある気がします。
 日本の法律的には,原則として極めてまれにしか起こらない特殊事故の全てを想定して警告を行う必要はないと思いますから,上記の主張は日本では通用しないと思います。
 しかし,よくアメリカの電子レンジと猫の裁判にいわれるような事例にあるように,他の国の場合はよく分かりません。

 仮に,コーラに警告表示があったとした場合,それでもこの方がコーラを飲むのを止めたのだろうかという点も疑問に思うところがなくはありません。
 この方の性格をよく知らない私がこのようなことを言うのは無礼だとは思うのですが,それでもこれだけの量を飲まれる方であれば本当にコーラが好きなのだと思うので,警告程度で止まったのだろうかと思わなくもありません。

 こういう事件を見ると,何でもやり過ぎるのはよくないとつくづく思います。
 体にいいといわれるものだって,それを取りすぎるのは明らかによくないでしょうし,何事もバランスが大事だなと思わされました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:41

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